芸人先生#1 アンジャッシュのギュンギュンなブランディング

Eテレの「芸人先生」、人気のシリーズだったんですね。たまたま見たのですが、知らないと注目もできません。2018年4月より7月まで16回シリーズで企画され、2019年4月よりシーズン2が開始しました。

この番組のコンセプト、とても面白いですね。その道のプロが考えていること、売れる秘訣は、別の業界でも通用するだろう、と。その通りだと思うのです。

しかも芸人、しゃべりがうまい!!

今回は、アンジャッシュのお二人が、ANA社員さんに対して行った2回の講座のうち初回、 「アンジャッシュが大手航空会社でブランディング講座!」 (2019年4月1日)放映分です。採録ほど正確ではありませんこと、ご容赦ください。

「一点突破」で尖らせる!

ブランディングとは、他との違いをはっきりさせることだと言えます。 ここでのアドバイスは、「ギュンギュンに尖らせる」ということでした。スポーツ好きな渡部さんは、尖らせて「野球好き」さらに「高校野球好き」としてご自身を売り出し、覚えてもらうようになったとのことです。その結果、 プロ野球や他のスポーツに関するお仕事の依頼も来て、こなすこととなります。

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同じくグルメな渡部さん、「お寿司好き」なところを「漁港めし好き」、つまり
漁港に出向いてご飯を食べるのが趣味と売り出しました。普通の人よりお金も時間もかかりますが、現場でも覚えてもらえますよね。そんなふうに尖らせた結果、今やグルメ界でも知られた存在です。

この尖らせる行為、他の人に紹介したく、人に話したくなるような要素を、
「一点突破」と名付けています。しかしこの「一点突破」は、より多くの人に刺さらないと意味がない。知る人ぞ知る、ニッチマーケットではいけないことだと解釈しています。

当ブログで紹介した「プレスバターサンド」も「RINGO」も、この一点突破に近いマーケティング手法かと思います。一つのアイテムで、多くの方が好きなもので勝負しているからです。

「マツコの知らない世界」に出てくる方々も、「一点突破」かな?と思ってみたり。

映画で言うとどんな感じでしょう。映画好きから、ハリウッド映画好き、ハリウッド映画のイケメン好き、と絞っていけばいいでしょうか。

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私の関心事に引き寄せても、ブロガーやライターは大勢います。誰でも書ける文章は価格競争になってしまい、その中で個性を放つにはどうしたらよいのか。「尖らせろ」というのが、今回の教えです。

ダメダメに眠る宝の原石を見つける!

こちら、ダメなアイデアを捨てないで活性化させなさい、という教えで、会社でも使えると思いました。

0から1を生むのは本当に難しい、だから1から2を生みなさい、まず、ダメなアイデアとして1を出して、創意工夫をし、2にしなさい、と。

日本人のカイゼンにも近い、やりやすい方法かと思います。

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付箋や、ベビースターラーメンはそうやって生まれたそうです。

少し似た例かなと思ったのが、 「モーニング娘。」のように親しみやすいアイドル。オーディション番組で最終的に1位になれなかった応募者5人を集めて作ったグループです。アイドルという狭き門がある一方で、アイドルになれなかった人を複数名集めたら別の化学反応が起きるのではないか?この発想が大切ですね。このやり方は、おニャン子クラブに原点を見る気もしますし、会いにいけるアイドルである「AKB」にも引き継がれていると思います。

Junko

1973年静岡生まれ、星読み☆映画ライター。アメリカ留学経験者、異文化交流実践者、広報コンサルタント。

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