アンミカ先生「パリコレ学」第2弾始まる!

緊迫感のある部屋にハイヒールの音が響き、アンミカ先生入場… 怖すぎ!いえいえ、このくらいの緊張に耐えられなければ、パリコレには出られないです!

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8名の合格者を選出

500名の応募の中から、書類選考を通過した25名が息をのむ会場。アンミカ先生、しょっぱなから「1期生よりも自分の方が優れていると思っている人は立ち上がって下さい」と。片手以上の人が立ちました。

そして、「立ち上がった勇気、度胸、ガッツは認めます。しかしそれは自信ではなく過信です。あの子には勝っているという見方はおかしい。悔しい時はその人から学ぶ気持ちでいること」と、諭します。

1期生はすべてのレッスンをこなした経験の分、確実に、2期生より上回っている。だから、アンミカ先生の中では、1期生よりも勝った2期生はいないことになります。

芸能界もそうだと思うのですが、古くからの「しきたり」が根強く残っている業界のように感じます。だからこそ、大きな声で挨拶、謙虚な気持ち、素直に学ぶ、 後輩が先輩を立てる、など「当たり前」のことができる人が、評価される世界のようにも感じます。

反発して大きくなる人も、悪態ついて伸びる人もいるでしょう。でも、どの世界でも、可愛がられること、かわいみのあることは大切ですね。

合格したのは8名、500名の母数からするとすでに1.6%です。そこから1名しかパリコレに行けませんから、0.2%。

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伊藤葵さん(22歳/175cm)

モデル歴1か月で、自信のなさを見透かされてしまったものの、「高身長の女性の希望にもなりたい」と話す伊藤さん。「緊張しいは克服しないとどの仕事もできません」と檄を飛ばしたアンミカさんも、伊藤さんには「一目惚れ、彼女は化けます」と期待を寄せます。

魚住光生さん(17歳/172cm)

憧れは長谷川潤さん、ローラさん、カーリー・クロスさんとのこと。モデルの仕事が楽しく、指導いただける時間が好きだという魚住さんに、アンミカ先生は「ショーの舞台裏は学びのかたまりですね」と同調。「センスがあり、ショー慣れをしている」と評価も高いスタートです。

三根有葵さん(18歳/173cm)

ウォーキングの注意を受け、やり直しをすることになった三根さん。つま先が内を向いてしまうことから、「11:05にして」「膝と膝がこすれるように」歩くよう、指導を受けます。「アイドル以外のカッコいい自分になりたい」と応募した三根さんに対し、アンミカ先生も「個性が発見できていないと感じた、もっと違う個性があるのでは」との見解。「伸びしろしかない」は最高のほめ言葉ですね。

久貝和子さん(23歳/174cm)

お父様がブラックのアメリカ人、お母様が沖縄出身とのことで、アンミカさんはデザイナーがいろいろな色がほしい時「どこにでも対応できる」と絶賛。ジョーダン・ダンさん、冨永愛さん、森星さん。「ウォーキングに自信がある」と書いた久貝さんですが、「できていない、かなり頑張らないといけない」と指摘。 ショックでなく気づけてよかったと思える明るさを持つように、ともコメントします。久貝さんは外見がカッコいい分、歩いた時の期待度が高くなってしまうため、外見の個性に負けないよう引き上げたい、とアンミカ先生のやる気に火がつきました。

他4名が、ウォーキングセンスや、素材のポテンシャルから選ばれています。

山岡美穂さん(21歳/173cm)
岡本百恵さん(21歳/176cm)
黒木ユウさん(23歳/178cm)
平田かのんさん(16歳/178cm)

残念ながら不合格の方々

モデルを志すのは多くが20歳前後の女性で、人間としても道半ば。 内面美が外に出る仕事だからこそ、心も健全に成長していくことの大切さをアンミカ先生は説きます。

瀬名ひなのさん(21歳/171cm)

アンミカ先生より、話すときの手のクセをなくすこと、さもなくば会話が美しく入ってこないこと、また服をキレイに着るのが最低限の礼儀であると、指摘がありました。

三木千優さん (19歳/174cm)

化粧ファッション学校に通っていたことは、作る側と着る側の両方が分かるというプラスの評価を受けたものの、元カレにフラれて見返したいという応募動機には厳しい指摘を受けました。「見返したいだけだったら、受けてもらいたくない」… たしかに、25名に選ばれた時点で、落ちた人が泣きますね。

藤本奈月さん(28歳/172cm)

10歳からモデル業をしている経験から、1期生を「いい経験ができてズルいなと思った」と発言したことで、アンミカ先生は真っ向から「ズルくはないです」と否定。ズルいという気持ちは、「点を見ているだけでパリを目指していない」とバッサリでした。

川野智香さん(20歳/171cm)

「本気でパリコレを目指す覚悟がない、モデルの土台を学べるから応募した」と発言したことが、アンミカ先生の逆鱗に触れます。「辞退したいということですか?なんとなく、という人は帰っていいです」厳しい局面をテレビで晒すことになるから、生半可な気持ちではできませんよ、これはガチンコ勝負ですよ、と今一度すべての応募者に伝えます。

テレビだから、多少の悪者役を引き受けてくれたところもあるでしょう。それぞれの現場で、お仕事頑張って下さることが、このオーディションを経験した意味になりますね。

パリコレまであと5か月!

…ということは、9月まで楽しませてもらえるなんて、嬉しい限りです。

そして、アンミカ先生のコメントの節々に、「育てたい」「引き上げたい」という熱い応援メッセージがあり、モデルやファッション業界への愛を感じます。

Junko

1973年静岡生まれ、星読み☆映画ライター。アメリカ留学経験者、異文化交流実践者、広報コンサルタント。

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