楽天が社会変革を加速する!「三方よし」なプログラム
楽天ソーシャルアクセラレーター(RSA)のDemo Dayに参加してきました。
楽天が「テクノロジーで社会課題」をテーマに、選考に勝ち抜いた6団体と社員との6か月協働プログラムを実施しました。その報告会です。
こんなに盛況! 定員300名で満員御礼でした。
プレゼン上手!美しいパワポ!
起業家さんたちは、概ね30~40代の方々でしょうか。やっぱりお話上手です。ストーリーがある、インパクトがある、コンパクトである。
社会起業家だからか分かりませんが、営利追及のいやらしさは感じず、どんな人物かを知りたくなる感じでした。今回の6団体のうち2社が株式会社、1社が合同会社、ほか1社団法人、2NPO法人で、ソーシャルグッドの追求・実現に向けて法人形態も多様であることがよく分かりました。
会場には複数のモニターがあり、とてもきれいなスライドが投影されていました。 楽天は「パワポ文化」だそうで、クオリティ高かったです。
社会起業家は泥くさい!
パネルディスカッションで起業家6名、社員6名が登壇しましたが、「社員さんが一緒に考えてくれたのが嬉しかった」「起業家だからって答えを持っているわけではない」という発言が印象的でした。
起業家に限らずトップは、孤独な立場でもありますよね。寄り添えた楽天の社員さん、好印象。
泥くさい、と言ってもテクノロジーなので、やっていること自体はECコマースとか 、泥くさい印象はないのですが、社会起業家ゆえのアツい想いは会場でもほとばしるほどでした。
かわいい社員に旅をさせる楽天の余裕!
もし私が20代の方に人生相談されたら、「努力したほうがいい、難しいと思う方を選んだらいい」と言うと思います。
人・モノ・金が潤沢にある環境で仕事をするのは、ハングリーになれない、思考停止に陥るかもしれない、ある意味つまらないと思うからです。
起業家さんたちも、“ないもの”だらけの中で、操業しておられます。「普通の人が無理、というところに私たちの存在価値がある」とも言っておられました。
その意味で、楽天さんは、社員を社外の人と組ませることで士気を高めようとしているステキな会社だと分かりました。
本業がある、社内の常識が通じない、起業家さんの言うことがコロコロ変わる、などと言った戸惑いの中で、(振り返れば)楽しいエピソードを、たくさん伺うことができました。
ちなみに、公用語は英語と聞いているけど、廊下の案内も全部英語だった!
このプログラムは、次回も協働団体の公募を予定しているそうです。
残念ながら 「筋肉でまちおこし」Peak Smilesさんには、お会いできませんでした。