金城武、アジア男性のイメージをリード!

今日お伝えしたいのは、色香のあるアジアの俳優さんたちがブランドのイメージキャラクターを務める時代になったことです。

1980年代~の時代背景

私が高校生だった1980年代後半は、まだまだ白人(Caucasian)がカッコいいという美的感覚があり、私もご多分に漏れずトム・クルーズが好きでした。

その時、アメリカから来ていた英語の先生に、好きな俳優さんを聞いたら、「ジョン・ローン!」と興奮気味に叫んでいたことを思い出します。

ジョン・ローン主演の『ラストエンペラー』(1987)はあまりにも有名ですが、その前に『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』(1985)『ラスト・ジゴロ』(1987)とメキメキ頭角を現した俳優さんでした。

当時の記憶は、「先生はなぜアジア人が好きなんだろう?」くらいだったかと思います。

その後、1990年代には映画を観る本数が増え、デンゼル・ワシントンというとてつもなくカッコいい俳優にもスクリーンで出会い、そうこうしているうちに金城武さんが気になるようになりました。

金城武さん

金城さんはまず日本語、英語、中国語ペラペラというトライリンガルに加え、尊敬する人「志村けん」、私と一緒!

『恋する惑星』での台詞「あのー、パイナップル好き?」は大好きすぎます。

金城さんは2008年、デヴィッド・ベッカムの後任としてアジア人初でアルマーニに登場されたので、このムーブメントの中でも先頭を行く方。2008年当時の写真はこちら、しかも長髪。

TC Candlerの『世界で最もハンサムな顔100人』(The World’s 100 Most Handsome Faces)でも、常連な金城さんです。

西島秀俊さん

西島秀俊さんは、1980年代はテレビドラマで活動され、その後個性的な映画に出演されている俳優さんです。北野武監督の『Dolls 』(2002)が代表作として思い浮かびますが、近年は映画を年に1本程度、テレビドラマを2本程度のペースで出演されています。

西島さんは同じくアルマーニ、「メイド・トゥ・メジャー」(オーダーメイド)2017年春夏より起用、私はナナメ横顔の西島さんが素敵だと思うのでこちら。

(C) GIORGIO ARMANI

イ・ビョンホンさん

イ・ビョンホンさんは2018年6月より、スイス時計ジャガー・ルクルトの広報大使とのこと。

https://www.facebook.com/Koreadaily/posts/2535248539834636

ベネチア映画祭で 、森星さんとのツーショットも話題になりました。実は私、この森さんのインスタでイさんの広報大使着任を知ったのです。

https://www.instagram.com/p/BnLB32VARH-/?hl=ja

こちらの撮影風景もお楽しみください。やっぱり、最後の少年のような笑顔が可愛らしいです。

https://www.instagram.com/p/BrmotH4jBtF/

イさんの起用理由は、KPOP.LOVE記事によると、「俳優としての演技力に加え、上品でエネルギッシュな男性キャラクターであること」「様々な役にチャレンジしていることが、ジャガー・ルクルトのブランドイメージとぴったりであること」でした。

西島さん、イさんの流れを見ると、金城武さんがパイオニア的存在であったことがよく分かります。次は誰にスポットライトが当たるでしょうか?

Junko

1973年静岡生まれ、星読み☆映画ライター。アメリカ留学経験者、異文化交流実践者、広報コンサルタント。

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