「1985年に考える2015年」を過ぎた今
キューブリック監督作品にある2001年も過ぎたけど、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズで未来の設定だった2015年も過ぎました。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』 は、1985年に大ヒットした映画で、マイケル・J・フォックス主演。シリーズ1で30年前の1955年に戻り、シリーズ2では30年後の2015年が舞台となっています。
英語で書くとよく分かると思いますが、 Back to the Future 「未来に戻らなきゃ」という不思議なセリフがタイトルになっているのも、この物語を象徴しています。普通ならば、Back to the Past ですもんね。
2015年に出てきた、エンジンを搭載したスケボー(ホバーボードという)、私欲しかったんです。
先日、平成男子と面白い会話をしたのですが、「昔の人の描く未来は限界があるね」と。
例えば昭和の黒電話から、プッシュフォンになり、携帯電話までは想像できたでしょう。でも、スマホのような形になるとは想像しえなかった。
宇宙空間で戦争をするような映画も、操縦室ではボタンを押すわけで、タッチパネルは出てこないわけです。 そうすると、iPhoneがスゴかった理由が分かります。
そして、人間の創造力を超えるものが発明されていく中、いとも簡単に上書きされる人間のOSこそスゴい。
そんなことを考えながら、2010年に発売されたこのCASIOのウォッチに目をやる。 今のAppleウォッチの原型とも言っていいですね。名前が、なんと「データバンク」です。
- 13ヵ国語対応 (英語・ポルトガル語・スペイン語・フランス語・オランダ語・ デンマーク語・ドイツ語・イタリア語・スウェーデン語・ ポーランド語・ルーマニア語・トルコ語・ロシア語)
- 計算モード(8桁計算機能)
- 電話番号最大25件メモリー
- デュアルタイム
- ストップウォッチ(1/100秒計測)
- オートLEDバックライト(残照機能付き)
- フルオートカレンダー
- 5マルチアラーム
- 12/24時間制切替
機能を見ると、そこそこできるんです。でも2007年にiPhoneが出ていたので、今はむしろアナログな印象を受けます。特に計算機の部分。何を計算するんでしょうね。