「パリコレ学」小野寺さん、ついにランウェイへ(最終回)

小野寺南友さんがパリでオーディションを受け続けるところから、3月16日放送回は始まりました。ランウェイを歩くというのはすでに予告されていたので、どこのオーディションに受かったのだろう?と興味津々です。

アンミカ先生は、小野寺さんの応援に、冨永愛さんのメッセージを持ってパリ入りします。

(c) 毎日放送

冨永さんの応援メッセージには、「ダメだったキャスティングも、次のオーディションには関係ないから、気持ちを引きずらないように」「すべては自分次第、チャンスを掴んでくださいね」と、まさに今の小野寺さんに染み入る言葉が並んでいました。

小野寺さんが後半戦の4日間で受けたオーディションは、以下の通り。

  • レオナール(Leonard)プリント柄が美しいフランスの老舗
  • シャッツィ・チェン(Shiatzy Chen)台湾
  • Each Other 音楽や芸術とファッションがコラボする フランス
  • beautiful people  熊切秀典氏のブランド 日本

レオナールはオーディションの感触はよかったものの、電話で不合格の回答。シャッツィ・チェンもメールで不合格の知らせが届きました。この2つのショー本番を、小野寺さんはアンミカ先生と見学に行きます。

アンミカ先生の「どうだった?」の質問に、小野寺さんは「個性的で、こんなのもありだと思った」「自分の想像力が広がった」と答えます。

この質問で、自分の歩き方云々ではなく、服への愛デザイナーへの尊敬があるかを試す予定だったアンミカ先生。小野寺さんの受け答えは合格です。

そしてEach Otherの事務所からの回答は、なんと合格!beautiful peopleは、1時間かけて6着も試着したけれども、残念ながら不合格でした。本当に分からないものです。

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ショー前日のフィッティングに、気持ちを緩めないよう、アンミカさんからのアドバイスが続きます。この時のアンミカさんのヘアと言い衣装と言い、突き抜けてますね!

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そして本番。今回は、キャットウォークを歩いてポーズし、ターンする方式ではなく、「スルー」という止まらず歩く方式のようです。180度ターンではなく、90度ターンを複数回するイメージでしょうか。

小野寺さん、ずっとほめ言葉として憑依体質と言われていましたが、今回もメークとヘアでアンニュイな雰囲気が出ていますね。

(c) 毎日放送

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黒髪に紺のレザー生地が映え、かっこよかったです!

ショーの後には、冨永愛さんが登場するサプライズ。小野寺さん本人を横に、本番映像をタブレットでチェックします。

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「堂々としていてよかった」「出てきてすぐのところ、目線が下がっていたのが気になった」うゎ、こんな小さな画面からも見逃さないプロの指摘はさすがです!

モデルは自費でパリに来なければならないので、複数のショーに選ばれるモデルになるように、とお金のアドバイスもありました。

最後はスタジオにアンミカさんが登場。強くなった小野寺さんに賛辞を送りつつ、

  • トップやトリを務めるモデルがいる。どこが違うのか?
  • 1時間試着したのに合格が出なかった。なぜ?
  • 1着しかもらえないモデルと、2着もらえるモデルの差は?

という点を考え続けていけるように、とアドバイスがありました。

そして、「パリコレ学」は第2弾に続くそうです。これだけ人気になった企画ですから、楽しみですね。もともとタイラ・バンクスの元ネタ番組を記事にしたのがきっかけでしたので、番組を盛り上げるコンテンツや手法は参考になるはずです。

そしてファッション関係者の中でも、パリコレでの「卒業生探し」が一つの楽しみになりそうです。

Junko

1973年静岡生まれ、星読み☆映画ライター。アメリカ留学経験者、異文化交流実践者、広報コンサルタント。

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