いつがいい、はいつでもよかった(ユーザー視点の話)

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こんにちは、星読み☆映画ライターのJunkoです!

本日、朝ドラ『ちむどんどん』が始まりましたね。連続テレビ小説という名称に、すでに歴史を感じます。

https://twitter.com/asadora_nhk/status/1510542730925121542

朝ドラは、4月〜9月が東京ロケ、10月〜3月が大阪ロケという感じで、年度に2本というのが慣行でした。それが、記憶に新しい新型コロナウイルス流行により、撮影ができなくなり、ずれていきます。制作現場の皆さんには、進行が立ち行かない、それまでにない心苦しさがあったのではと思います。

  • 『エール』2020年3月30日から11月27日まで
  • 『おちょやん』2020年11月30日から2021年5月14日まで
  • 『おかえりモネ』2021年5月17日から10月29日まで
  • 『カムカムエヴリバディ』2021年11月1日から2022年4月8日まで

『エール』の前は『スカーレット』でしたが、月〜土の週6回放送でした。時代の流れを受け、だと思いますが、『エール』より月〜金の週5回放送となっています。

これにより、ユーザーですごく困った人はいないのではないでしょうか。一定回数で、没入感を得られたら、それで満足なのです。

コロナ禍で、「やってみたら、なぁんだ、という感じだった」こと、たくさんありますね。そのうちの一つ。ですから、提供側も「月〜土、4月/10月開始」というしきたりから解放された面があるかと。

NHKオンデマンドにより、ネットで時間を気にせず見られるようになったことも、関係はあると思います。15分ダイジェストも助かっています。

似た話で、新学期をいつにするかという問題(4月入学)も、議論が出ては消え、という印象があります。私は、4月入学を変えずに、他のオプションを増やしていくことが社会にやさしいかなと思っています。

例えば、海外留学が9月からで、高校の進級が1年ずれてしまった、などないでしょうか。

https://www.photo-ac.com/main/detail/460519

他の事例でも、浪人を決め、たった1年入学がずれたことは、大人になれば先ほどの「やってみたら、なぁんだ、という感じだった」に相当するものです。もっと言えば、海外では飛び級で、18歳より若い大学生がいます。年齢横並びは提供側、管理側の理由であることも多く、受益側の本人は、自分の知的好奇心にあったことをやりたいはず。

今、少しずつ選択肢が増えていることも感じます。男女トイレ以外に、共用トイレができたこと。共同浴場で、乳がん経験者などへの着衣が認められつつあること。

サービスでも、「うちはこれしかやっていません」では、成長のチャンスを失うことになりそうです。

日本は「きめ細かさ」が得意だから、多様性への配慮は絶対にできる!むしろ得意!と思っています。今は、それを知る時期というか、それが差別化ポイントになることを、よく心得たいもの。

カスタマイズできることが、好きだ!

Junko

1973年静岡生まれ、星読み☆映画ライター。アメリカ留学経験者、異文化交流実践者、広報コンサルタント。

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