火のある生活と、ゆっくり時間 小値賀の民泊 弥三(やさ)

夏と冬の気温差って結構ありますね。

こんにちは、Junkoです!

昨年の夏、新しい生活様式の旅で、都会を離れて長崎の五島列島に遊びに行きました。私にとってはお気に入りの島々です。小値賀(おぢか)という島に渡り、古民家「弥三」(やさ)にお世話になりました。

堂々とした2階建てのおうち(6LDKくらいかな?)と、お庭。

薪風呂

弥三に決めた一つの理由は、薪風呂。記憶の限りでは、入ったことないですから。

と言っても、屋外のドラム缶風呂ではないですよ。屋内です。

浴槽の側面下が、土間になっていて、火をくべる口があり。

ここに、薪をくべ、火を入れ細い枝から燃やしていき、竹筒でふーっとすると、大きな火になっていきます(師匠の指導あり)。かなり低位置なので、ちびっ子の方が活躍できるかもしれません。

浴槽はこんな感じです。レトロですね! 薪風呂に入ると、温まり方がちがうそうですよ。

一つ誤解していたのは、大量の水を沸かすのにどのくらいかかるんだ?と遠い目をしてしまいましたが、考えてみたらやかんとは違いますからね。40度超えくらいで十分湯船に入れるし、家主のやみーさん曰く「夏は日光が当たるだけでも結構温められる」のだそうです。

七輪

薪が燃えると炭になるので、次は七輪の出番。湯を沸かしたり調理するのに使えるので、無駄がありません。下にある空気口で、火力調節ができます。

七輪ってどうも焼き肉屋っぽいイメージもあるのですが、ポータブルコンロなんですよね。暖もとれます。

ちなみに、トーストだって焼けちゃいます! カリふわで朝からテンション上がる!

他にも「弥三」の生活で、七輪が大活躍すると思うので、お楽しみに。

火(日)とともに暮らす

人間らしい暮らしの一つが、「火を使う」ことかな、と思います。

家主のはっしーさんは、コーヒー淹れるためにお湯を沸かしながら、スマホいじってる時間は贅沢だ、と話していました。まさにパラレル時間、無駄がない。

便利さを追求する世の中では、「三丁目の夕日」的な暮らしは、相当な決断と覚悟がないとできない。でも、火を使う暮らしを、体験ベースで取り入れることはできると思います。キャンプまでガチじゃなければ、民泊で満たされるもよし。

火(fire)の話をしたので、おまけに日(太陽)も。田舎暮らしは日の出に始まり、日の入りに終わります。これも人間らしくて素晴らしいこと。

東から上る太陽! 午前6時くらいです。

そして夕日は、小値賀の西に位置する「斑島」(まだらじま)までドライブし、やや曇り空での夕日を楽しみました。19時30分、ラベンダー色の空!

2泊してゆっくりできました! 冬の今は、どんな感じかな。小値賀のスローライフ、そして「弥三」での今風サスティナブルライフ、おススメです。

暮らしを育む家 弥三
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Junko

1973年静岡生まれ、星読み☆映画ライター。アメリカ留学経験者、異文化交流実践者、広報コンサルタント。

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