アニバーサリーはあくまで記念の「日」
今年は〇周年、ってありますよね。身の回りでも、夫婦で「結婚5周年」、会社で「創立30周年」を祝うことも。今回はもう少し長いスパンで100周年など、周年事業をお祝いする時を想定しての英語をご紹介します。
Anniversary(アニバーサリー)は「周年」と聞いて思い浮かぶ単語で、何となくお祝いのイメージがないでしょうか。こちら、日本発のグローバル・カンパニーNikonでも、ロゴにアニバーサリーと書かれています。英文で表現すれば、”Nikon celebrates its 100th anniversary.” 100周年は、英語らしい表現で “Nikon celebrates its (first) centennial.” (センテニアル=100年間)とも言えます。
アニバーサリーは、実は「記念日」の意味で、亡くなった方の〇周忌、や芸術家の没後〇周年、という時にも使います。
例:イサム・ノグチ没後30周年回顧展 The retrospective for Noguchi marking the 30th anniversary of his death
となると、100th anniversary は「100回目の記念日」=100周年 なのですが、この周年を年間を通じてお祝いしたい場合がありますよね。
その場合には、「anniversary year」でもいいですし、「celebrating 100 years of ~~」が使えます。例に挙げた画像は、ある短大の音楽学部の100周年をお祝いした時のロゴ。企業・団体名が入るときには、”the” が入ります。
Celebrating 100 years of the <企業・団体名>
This year marks the 100th year the <企業・団体名> has been in service. なども使えますね。100周年事業は、100周年の日を含む一年を祝うので、言い換えると「100th year」(創業から100年目の年)もOKです。