ハリウッドスターの星読み:ブルース・リー
新年おめでとうございます!
星読み☆映画ライターのJunkoです!本年もよろしくお願いします。2022年も、当面週2回(月・木)の更新となります。
新しい年の1本目の投稿、何にしようか迷いますよね。Blue Threeサイトで、ブルース・リー氏の星読みしていなかったことに気づいたわたくし。すぐに彼のチャートを用意しました。
パッと目につくのは、Tスクエアと言われている赤い直角三角形。比較的スムーズな星回り(トライン)の人もいれば、負荷がかかると言われる90度(スクエア)。ブルースさんの場合は、火星と冥王星、木星と冥王星とのスクエアで、三角形ができています。
一つずつ見ていきましょう。
ブルースさんは、1940年11月27日午前07時12分、米国サンフランシスコ生まれ。冬に向かう季節だからでしょうか、太陽は日の出すぐに位置していました。
見た目や第一印象、とっさの行動に出るアセンダントはいて座6度、そして太陽(5度)とコンジャンクションです。太陽が12ハウスなので、強烈な第一印象でありながら少しだけ控えめに映り、我が道を突き進むことが自分を輝かせることになる。裏表がないスターだったと言えそうです。もちろんいて座は海外を示すので、アメリカ生まれのブルースさんですが、海外とのご縁があったこともよく分かります。
いて座太陽に対して、しし座の冥王星がトライン(120度)。強烈な自我があったとしてもわりと協調性があるように見えるのは、チームワークのいて座ならでは、それを応援するのが「俺様」しし座の冥王星。周囲の応援を上手に受けていきます。
そして太陽は木星と150度の関係なんですね。楽しみながら技芸を磨くことを極めると、一番輝けるし発展する。ここをブルースさんは発揮したように思います。おうし座は美しさを求められる。武術が美しいフォルムであるほどに、輝くという星と読めるでしょう。
ブルースさんの歩んだ人生は、映画という楽しいフィルターを通して、マーシャルアーツを西洋に広める役割が大きかったので、太陽ー木星ー冥王星の配置は納得です。
120度の関係をもう一つ見つけると、社会天体同士である天王星(おうし座6ハウス)と海王星(おとめ座10ハウス)。MCに一番近いのが海王星というのも、直感力を生かしたり、観る者に夢を与えるようなキャリア形成をしたかもしれません。お仕事のハウスにある天王星は、ブルースさんの個性を際立て、かつ肉体が資本だったことを示します。もしかしたら独立願望もあったかもしれません。それを10ハウスが応援するということは、夢の世界(映画)での発揮とも読めるし、能力の緻密さや完全発揮というおとめ座の良さも出たことでしょう。
そしてブルースさん、月星座がさそり座で、ちょっと何を考えているか分からない感。水星、金星、火星も入っており、Wheel of Fortune(本人が幸せと感じること)もさそり座、さそり強め傾向です。映画からは闊達な印象も受けますけれども、ミステリアスな感じもある。芯の強さ、強烈な仲間意識(敵か味方かを察知)や色香もあるでしょうし、職業で言うなら専門性の高さが出ますね。
5ハウスおうし座の木星と土星がほぼ合で、自分の可能性を感じるまま、高い目標を持って社会の善となれば金運もアップ、と読めます。しかもおうし座は自分の肉体そのもの。月と180度と言うことは、ブルースさんが高い目標ゆえに、劣等感を感じることもあったと読めます。おうし座は技能、できるか、できないかが一目でわかります。さそり座のようなウェット感は必要ない世界で、ブルースさんは誰かと心を寄せる時間を求めていたように感じます。
最後に、冒頭でお伝えした火星と冥王星、木星と冥王星とのスクエアを読みます。徹底するこだわり感が出過ぎたり、物事を推し進めるエネルギーを過度にかけることがあったりと、バランスを取るのが少し難しい感じを受けます。ただ、ブルースさんは32歳(1973年)で亡くなったので、火星、木星の要素を人生に取り入れることは難しかったのではと考えます。
このブログサイトのネーミングの元になっている方なので、大好き確定なのですが、彼が長く愛され、業績が長く残ってほしいなと思います。余談ですが、ブルース・リーの真似をする関根勤さんも大好きです。
読者の皆様、2022年もBlue Threeをよろしくお願いします!