アルゴリズムよりも気になる、テレビの「つけっぱなし」

こんにちは、Junkoです!

Googleのおすすめ記事など、読者の過去の履歴から記事を選んでくれる機能は、「読者の興味をどんどんタコツボ化させてしまう」とよく言われます。より好まれる記事を提案してくれるのはよいが、自分と反対の意見、違った角度からの意見を目にしづらくなるのでは、という見方。それはよく分かります。

ではレコメンデーション(おすすめ)するアルゴリズムがなければ、もっとバランスよく記事を読むことができるのか?については検証できませんが、買い物をおすすめするように、記事をおすすめされることで、自分の思考がある方向に形作られてしまうことには、意識的になった方がよいと思っています。

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一方で、テレビというオールドメディア。テレビを手放した、見ていない、という人の話も聞けば、「おうち時間」や「見逃し配信」でテレビを見る時間が増えた、という統計もあり、二極化している印象です。

私が感じたことは、アルゴリズムと同じくらい、テレビの「つけっぱなし」には意識的になった方がよいのでは、と。

人間が情報を消費する時間は、1日1時間を充てようと、8時間を充てようと、上限はあります。これは昭和も平成も令和も概ね変わらない。そしてネットサーフィンはしていなくても、読書をしたり、音楽を聞いたり、ということはありました。

データ量が増え、ほぼ無料でアクセスできると、1冊の本を読み終わってから次の本、とならなくても同時に何冊も読めますし、名前を知らないアーティストの楽曲を聞いたことでファンになったりと、メリットもあるでしょう。

テレビは、ずっとつけていることができるため、好き嫌いに関わらず、そこから情報を取ることになります。これが見逃し配信の場合は、そこに見に行くというアクションを踏んでいますし、オンデマンドのように有料であれば、意識的に情報との価値と金銭的支出のバランスを検証するはず。

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見たい番組を探す、番組が終わったら消す、これはとても大切な行為のように思えます。「ついていないと(音がないと)寂しい」という方は、他の方法で音の出るものを用意することもできます。

ネット上のアルゴリズムは時短になることも思えば、活用する方向で良いと思います。YouTubeも自動再生ができるようになっているため、「自動に流れる」ことだけ、気をつけたいなと思う日々。

生活を便利にしてくれるデジタルは好きだ! その中でわずかでも、自分が選び取るというアナログ的行為は、もっと好きだ!

Junko

1973年静岡生まれ、星読み☆映画ライター。アメリカ留学経験者、異文化交流実践者、広報コンサルタント。

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