何が不便かメモメモ テクノロジーのために
テクノロジーの進化に、新しいものの登場が加速している。
これまでも、主婦が発明したアイデアから、年商何億円にもなるようなグッズが登場することはあった。日々お世話になっている「地下鉄乗り換えマップ」も、その一つだ。お掃除ロボット「ルンバ」も、無人で掃除機をかけてもらえるありがたい世界が実現している。
私のような文系人間は、テクノロジーそのものに貢献できることは少ない(と思う)。しかし、事象をそのまま受け入れたり流されたりするのではなく「これがあったらいいのに」と思える発想や、その手前の「これって不便」をいう思いを見逃さないことはできる。そして、その発想はとても役立つはず。
私からの提案として、特に以下のものは開発を切望!
傘に代わるもの
英国紳士を彷彿させる長傘から、ビニール傘、折りたたみ傘、日傘などありとあらゆる傘があるが、基本的な形は変わらない。片手がふさがる、強風では役に立たない、置き忘れる、など様々なリスクも。それ以外はレインコート、レインポンチョしかない。まずは、自分の動きに合わせてくれて、送風で雨を吹き飛ばしてくれる、ハンズフリーな傘がほしいと思う。
くさいものが検知できる装置
香水や制汗剤などの職場では嗅覚のスペシャリストもおられるが、不快なにおいをやっつけたいという思いは一般家庭にも多く見られるだろう。
家に帰ったら、なんか臭い… でも何が原因か分からず対策のしようがない…。そんなこともしばしば。靴箱か?洗面所か?お風呂場か?ある程度絞り込むこともできるが、「食器棚のタッパーの一つから強烈な匂いを発していた」ことが原因だった、ということを、嗅覚スペシャリストが突き止めたテレビ番組も見たことがある。
口臭チェッカーがあるくらいなので、臭いものの場所と種類を究明してくれるようなお手頃のデバイスがほしい。
アスファルトより地球にやさしい素材
自動車の発明と並行して普及したであろう、アスファルト。コンクリート・ジャングルと呼ばれるように熱放出の面で課題が多い。強度があることから転ぶと痛く、水はけも悪い。
21世紀中に発明されるかな?と待ち遠しいのだが、アスファルトに代わる素材で地球を覆うことができたら、地球も息ができるようになり、より快適な暮らしが生まれるはず。もしそれが地震の衝撃を少しでも和らげるような機能があれば、なお役立つのでは。