野菜の袋売り、どう変えられる?
友人が主催したMeet Upなるもの― 同じ志や関心を持った人の集まり― に参加してきました。
記念すべき初回Meet Up
「Sustainable Living Tokyo」
サステナブルな暮らしを自分たちから楽しくやっていこう、というゆるやかな集まりですが、知識や実践レベルも高い方がたくさんおられました。
友人以外は初対面で計16名が集まり、おそらく日本人は私ともう一人? アジア、北米、南米、ヨーロッパ、豪州… 共通言語は英語でした(かなり冷や汗)。
今日学んだ英単語
- brown rice 玄米
- downsizing 自分の暮らす空間、身の周りの持ち物を減らすこと。こんまりさんなどがこの分野の著名人
- intentional living 意図的な暮らし。価値観に合わせて行動する生活のこと
- mother 天然酵母 wild yeast とも言う。これで小麦からパンを作る
- test subject 被験者 これは、私が友人の被験者になることで知り合ったので
日本に留学や仕事、家族の赴任で暮らしている方々が、日本の日常生活において問題と思うことを教えてくれました。
なぜきゅうりは3本なの?
私のテーブルで盛り上がったのが、脱プラスチックの話です。
日本は清潔な国で、リサイクル意識も高いのに、何でもビニール袋に入っているのがストレスだ、というつぶやきです。
もちろん、コンビニやスーパーで、レジ袋を断ることはできます。
しかし、野菜がすでにビニール袋に入れられているのは無駄だ!という意見が多く出ました。
たしかに、外国はファーマーズ・マーケットはもちろん、スーパーマーケットでも、量り売りの野菜が多いです。はじめは買い方も分かりませんでしたが、普通にかごに入れて(ここでビニール袋を使わない選択ができます)、レジで秤に載せれば、計量してもらえます。バラ売りなので、ほしいだけ買うことができます。
「日本ではきゅうりが必ず3本、袋に入ってる、なぜ?」
私たちの多くが、疑問に思わなくなっている。1本ほしい人も、5本ほしい人も、3本単位で買っている。ここにヒントがありそうです。
袋入りになっているのはなぜか、の問いに私たちは、レジをはやく通す効率性だろう、という見立てをしました。日本にあるスーパーにある全レジに秤を導入するのは、ほぼ無理でしょうから。
そういえば、容器を持って豆腐屋まで行った時代がありました。小学生の頃は水筒を使っていても、いつの間にか、一度しか使わないペットボトルに疑問を持たなくなります。効率性とプラスチックは仲良しなのです。
道の駅など生産者直送の場合は袋に入れないようにする、など、私たちの生活習慣を変えていける何かがあるかもしれません。もちろん、 画期的なテクノロジーが解決できることだって、あると思います。
サスティナブル・キッチン ROSY
今日のMeet Upにふさわしいお店は、神田にある、その名もサスティナブル・キッチン ROSY。
古民家を改築した店内は、独特の暖かさがあります。
スタッフの皆さんは、オーガニック・コットン素材の衣類を着用。
有機野菜は、千葉と栃木から仕入れているそうです。
「食」はあまりにも急速に西洋化、またコンビニ化してしまったけれど、やっぱり祖父母や曾祖父母が食べていたものを食べるのがいいんだよなー、と痛感しまいした。
お店のお料理は、和というよりは洋のアレンジで、お腹にやさしい味でした。
上映用スクリーンもあって、16名以上は貸し切りができます。神田駅から3分と立地も最高で、ぜひまた似たような思いを持つ方たちと利用したいです。