アラスカ・フェアバンクスからチナへの小旅行(Chena Hot Springs Resort)

本来なら夏休みの予定にワクワクしている頃ですが、今年はそういうわけに行きませんね。アラスカ州ほどに「3非密」と思われる土地でも、1,000名以上のコロナウイルス感染者が確認されています。というわけで、本日は2019年の夏旅を、思い出アルバム的にまとめました。

チナ・ホット・スプリングス

チェナ(Chena)と書いてチナと読むそうですが、フェアバンクスから北東に1時間ほどドライブで到着します。流れるチナ川は160キロ、タナナ川(940キロ)に合流し、そしてユーコン川(3,190キロ)に合流するというアラスカならではの規模です。

9月以降はオーロラ鑑賞で賑わうそうで、夏(7月、8月)はなんとオフシーズン。ラッキーでした。チナ・ホットスプリングス・リゾートの有料送迎(往復125ドル x 2名)で、市内でのピックアップ・ドロップオフをお願いしました。

三ツ星ホテル相当で、ロッジはこんな感じです。木造でちょっと昔の学校みたいでした。

お部屋はこんな感じ。トイレとシャワーがついています。温泉があるので、バスタブは必要なし!

一帯がリゾートの保養地ですので、こんなかわいい小道もうれしい。

オーナーの趣味で、ブリキの器具類がそこら中にオブジェのように佇んでいます。

リゾート内の設備

こちらの目玉は、スパ温泉)です。日本とは違って、水着を着て男女ともに入るスタイル。見た感じ、シニアの方が多いのは、アラスカと言う土地柄で、皆さんリタイアして旅を楽しんでいるのですよ。

お湯が膝ぐらいまでのところもあれば、胸まですっぽり入るところまで、さまざま。お湯の温度も、熱め、ぬるめ、いろいろです。長くいるとのぼせるので、ごつごつした岩に上って休みますが、それでも日影が少ないため、日光がきついです。

水筒を持ちこんで、飲みながら入ると安心です。給水ステーションもあります。ちびっ子たちは、温泉に出る手前にあるプールもありますし、涼みたい人にはビーチチェアも自由に使えます。

一つ面白かったのが、地熱を使ったビニールハウス。大学と連携して、実験しているのだそうで、敷地内ツアーで見せてもらいました。

一年のうち半分以上、太陽光に乏しい土地では、新鮮な野菜の入手が困難です。そこで、一年中レタスやトマトが食べられるようにと、栽培しているそうです。見ると、土を使わずに、栄養分を調整して育てているようですね。

他にも、アイス・ミュージアムや、スレッド(そり)体験など、有料アクティビティがあります。家族連れでお金を使う場所と考えれば、間違いないです。

施設での食事

リゾート内で温かい料理を出せるのは1か所、ダイニングのみです。もう1か所軽食を出すところは、内容にしては高いサンドイッチや、冷凍食品をセルフでチンする感じなので、おススメしません。

夕ご飯は、ハンバーガーにしました!想像通りですね。

こちらはスゴイですよ、グリーンハウスで育ったレタスとトマトのサラダ。お味は… やさしいというか、野菜としてのパンチはないですが、アラスカの地で食べられることのありがたさを感じながら、いただきます。

時計の針を進めて、朝ご飯。コーヒーたっぷりで嬉しいです。

グリーンペッパー入りオムレツと、ブルーベリーパンケーキ(3枚入り)を頼み、ハーフ&ハーフにしました。写真は、オムレツを切り分ける前のサイズです。美味しくいただきました。

お勧めは軽いハイキング

リゾート内でのおススメは、ズバリお散歩です。敷地内をグルッと歩くと20分くらいかかります。もう少し時間がある場合は、1時間コースも、3時間コースもあります。私たちは1時間コースに挑戦。

平たんな道をのんびり歩くの、素晴らしいです。しかし、1時間のうち対面ですれ違ったのは1家族だけで、これもし熊に遭ったり、足をくじいて戻れなくなったら、マジ怖いと思いました。スマホのGPSとか役立ちますかね。

日本人のスタッフの方も複数いらしたので、英語に不安な方もたぶん大丈夫です。小旅行にピッタリな場所でした。

チナ・ホットスプリングス・リゾート

https://chenahotsprings.com/

Junko

1973年静岡生まれ、星読み☆映画ライター。アメリカ留学経験者、異文化交流実践者、広報コンサルタント。

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