空港は滞在型になりうるか?THE HANEDA HOUSEオープン

2018年12月19日、羽田空港に「THE HANEDA HOUSE」がオープンしたことが話題になりました。

羽田空港と言えば、国際線ターミナルではうどんのつるとんたんHello Kitty Japan(サンリオショップ)など、使い勝手のよいお店がありました。今回は、国内線ターミナルの5階だそうです。

THE HANEDA HOUSE ポスター

運営会社のキャッチコピーでは、「通過する場所から滞在する場所へ 」とありました。

何か聞いたことあるな。JR東日本でエキナカ「ecute」を立ち上げた鎌田由美子さんのことを、思い出しました。エキュートの1号店は大宮店で、2005年3月のようです。10年以上の実績があり成功して(根付いて)います。道の駅も1993年からあり、移動地点で消費、滞在する場所というコンセプトは新しいものではないと感じました。しかも車や電車の利用頻度と比べると、空港はやや不利かなと思います。

Photo by bruce mars from Pexels

成田空港のSCが御殿場アウトレットモールやラゾーナ川崎を抜いて売上高日本一ということで、羽田空港も追いつきたい意図があるように思います。空港はたしかに、

  • 免税品、ブランド品など商品の単価が高い
  • 訪日外国人の最後のお買い物スポット

ということで、売上が伸びる要素がある。しかし、今回は国内線ターミナルであり、ターゲットが誰なのか、まだよく見えない、そんな気がします。私が空港に長居するとしたら、国際線トランジットの時くらいでしょうか。今回出店したようなお店は、本来都心で行きたいのが本音。

どんな仕掛けがあるか、次に行くときに立ち寄ってみます!

Junko

1973年静岡生まれ、星読み☆映画ライター。アメリカ留学経験者、異文化交流実践者、広報コンサルタント。

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