イタ気持ちよく、足裏から健康に
足裏マッサージ。好きな方も、苦手な方もおられますね。
テレビでは、痛がるリアクション芸のように、足裏マッサージが登場します。実際痛いので、演技は難しいくらいに冷や汗が出たりします。
私は、安全な健康法として、足裏マッサージを取り入れています。
足裏マッサージとは
足裏マッサージは、おもに
- 英国式リフレクソロジー のように、リラクゼーションを目指すもの
- 台湾式足裏マッサージのように、 カラダ改善を目指すもの
の2つがあり、私は台湾式を取り入れています。つまり、ガシガシ老廃物を出していく、 痛いタイプ。
強めの施術で知られる、そして台湾式を名乗っておられる人気のドクターフットさんにも、通っていたことがあります。PCによる典型的な目、肩の痛みがあったためです。 明るい店内には腕のよい施術者の方々 を揃えておられ、間接照明やアロマなどで眠りを誘うようなお店よりも信用がおけました。
もう少し定期的に足裏マッサージをやりたいなと思ったのは、長年の末端冷え性、そして冷えによる婦人科系の病気を経験してからです。
官足法と「世界一痛い足もみ」
私自身が、手術を体験したのちに出合ったこの本。ご自身の病気を足もみで治したことから、術を始められた、近澤愛沙先生。
新著は「足もみの本」です。
2015年に一度、近澤 先生の東京セッションにも参加したことがあります。近澤先生の足裏マッサージは、世界一痛い足もみと言われます。本当に、これまでで一番痛かった… 翌日ふくらはぎにあざができたのは、後にも先にも初めてです。
痛さは、そこまでやる必要があるという教えと、やるのはよくないという教えがあるので、結局のところよく分かりません。セルフケアということで、自分が我慢できる限界まではやるようにしています。
レッスンに参加して帰る前に、ちょうど控室から出ていらした先生に、ご著書にサインをいただこうとしたところ、そんな…と恐縮され、いただけませんでした。その代わりか、、私の病状を質問し「頑張ってね」と声をかけていただき、とても嬉しかったのを覚えています。
近澤先生の施術のベースになっているのが、官足法と呼ばれるメソッド。「足の汚れ(沈澱物)が万病の原因だった」という、デザインも内容も個性的な1986年の本があります。 病気を治す、予防するという観点から、多くの方に読まれているようです。 かなり表現もストレートに書いてあり、やや時代背景を感じるため、読み手もそれを理解して読んだ方がよいと思っています。
私には近澤先生が、名古屋という地方都市の店舗「Ohana」から発信しておられることが、印象的でした。何が何でも東京、という時代は終わろうとしています。もちろん人口の多い東京でセッションなどやっていただく需要はあり、有難く思います。しかしご自身の思い入れのある土地、好きな場所で営業され、そこに人が足を運ぶくらい魅力的なビジネスに仕立てるのも、とても素敵なことです。
足裏マッサージ、いつやるの?
いつでもよいというのが回答ですが、悩ましいのは、食後30分を避ける必要があることです。
一般的な社会人生活をしていると、どうしても夜になりますが、夕食を取って足裏マッサージをする前にいろいろとやりたいこともあり、お風呂に入ると「血行がよくなるから風呂の後に…」と思い後回し、結局やらないことになります。
そこで最近私が実践しているのが、朝一番でぼーっとしている時。
胃のなかも落ち着いていて、痛さも鈍っている?気がします。 朝のエンジンをかけるには ちょうどよいです。
長い時間はできないので、短い時は片足5分、両足で10分。それでも基本はできます。
土日など時間がある時は、さらにゆっくりやることも可能。セルフケアだと、片足20分×2くらいがちょうどよいでしょうか。
足裏マッサージで一番大切なこと
最後に、これを書きます。施術の立場にある方からおそらく同意をいただけるのではないかと思います。
施術後30分以内に、白湯(ぬるま湯)を500cc以上飲むこと。
実は、特に喉も乾かないのに500cc飲むのはちょっと大変、と感じることが多いです。 しかし、せっかくゴリゴリ痛い思いをしても、老廃物が流れなければ水の泡!
ここは心を鬼にして、ゴクゴク飲んでください!
足裏マッサージで、少しでも健康な状態をキープしましょう!