ロールモデル問題2021年

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こんにちは、映画☆星読みライターのJunkoです!11月、12月はエネルギーチャージのため、週2回(月・木)の更新とさせて下さい。

ロールモデル(role model)って分かりますか? ロールパンでもないし、ロールスロイスでもないです。 私も社会人になってよく聞きましたが、自分の目標とする存在の人、あの人のようになれたらいいな、という存在のことです。

ウィキペディア(英語)を見てみたら、「ロールモデル」はアメリカの社会学者、ロバート・キング・マートン(Robert K. Merton)教授によって使われた言葉で、著書は1936年にまで遡ります。

今の時代も、自分とかけ離れていたとしてもその人のイメージを目指す、というのはありますし、いいと思います。大坂なおみ選手や、ミシェル・オバマさん、ジャシンダ・アーダーン首相など。

社内や身の回りに3年後の自分、5年後の自分を描けるようなロールモデルがいるといい、なんて聞きますね。

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分かります! 私もそう思っていました。ロールモデルがいない時は、嘆いていました。

しかーし、今はそんなことを行っていられない時代になったように思います。

5年上の方は、5年前を生きてきた上での今。10年上の方は、10年前を生きてきた上での今。今と全くちがう時代です。比べようがない

5年前に部長や課長になった人、5年前に産休・育休取得した人の話は、参考にならないかもしれません。

そして、同年代のいいモデルは、身の回りにいない可能性大です。

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そもそも、自分の人生は自分で組み立てるので、いいモデルを見つけたら、必要なところを取り入れてカスタマイズすることになります。他人の人生を生きるわけではない、完コピするわけではない。

ロールモデルがいない、と愚痴るとしたら、それは原因を外に探してしまっているのかもしれません。自分の内側に理由があることもあるでしょう。

ロールモデルはネット上にいるかもしれないし、情報を得た上で「編さん力」が求められる時代になりました。本格的な風の時代を感じさせます。

風に振り回されず、風に乗っていく生き方が、好きだ!

Junko

1973年静岡生まれ、星読み☆映画ライター。アメリカ留学経験者、異文化交流実践者、広報コンサルタント。

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