スポーツ選手から政界へのパターン

こんにちは、Junkoです!

東京オリンピックの話題で、メディアでよくお見受けする橋本聖子大臣。森前会長の後任探しも大きなニュースとなりましたが、開催までの一挙手一投足は多くの人の関心事であり、橋本大臣が表に立たれることが多いです。

橋本大臣は、息の長いオリンピックのスピードスケート選手でしたし、そのあと自転車競技でも活躍された方です。スポーツ選手の政界の転向はよく批判されることがありますが、共通点も多いなと思うようになりました。

瞬時に判断する力

橋本大臣をお見受けしても、落ち着きぶりが本当にスゴイと思います。どんな質問にも瞬時に答えなければならない、答えにくい質問にどう答えるか、カメラの回っている場面で、動揺せず落ち着いて、記者を敵に回さず、言葉を選んで答えられるか。

天性の勘と言ってもよいと思いますが、今!という時にどのような判断をするか、そしてそれを以て「勝ちに行く」のがプロです。スポーツ選手は、この瞬時に判断する力に優れていると感じます。

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人に好かれる力

スポーツ選手は、ファンに支えられています。子どもの憧れの存在でもあり、CMやアンバサダーを受ける方もいらして、クリーンなイメージが大切です。勝利インタビューもありますし、ポジティブで配慮の行き届いた発信が期待されています。これ、結構ハードル高いですよね。

そして表に見えている顔だけでなく、競技を続けるに当たっては、関係者の理解やサポートを得る力も重要です。橋本大臣もマイナースポーツ出身で、選手生活を続けることも周りのサポートが必要だったことが想像できます。橋本大臣は、森前会長はじめとても可愛がられた存在だったと、報道にありました。やはり応援したくなるような存在であり続けること、大切です。実際スポーツ選手に会うと、あまりの腰の低さに驚くこともあるくらいで、競技を続けられていることに感謝の気持ちを配れる人、と言えるかもしれません。

強靭な体力とメンタル

これ、コロナ禍のような事態では一番大切かもしれませんね。

少し脇道に逸れますが、小池百合子都知事も、いつ休息を取っているのだろかと思うほど、毎日メディアで見ています。判断に続く判断、マスコミの厳しい質問、自身がコロナにかかるかもしれない恐怖、いろいろなものと対峙されていると想像します。小池さんは元スポーツ選手ではないですが、メディアご出身(WBSの初代キャスター)ですから、今挙げたような瞬発力、周りを巻き込む説得力(好感度)、朝早く夜遅いような仕事環境で、負けないタフさがおありと思います。

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アメリカのレーガン元大統領も、俳優さんでしたし、俳優と政治家の類似性もあるなと思っています。俳優は「演じる」ことができますし、もともと好感度は高い。そうすると、政治の知識・経験の部分は優秀なブレーンをつけるとして、優秀なスポーツ選手や俳優であれば、政治家のポテンシャルが高い!そう思います。選手生命が短いと言われるだけに、その後のキャリア展開を広く考えることができそうですね。

アスリートが持つ、瞬発力・好感度・持続力のスキルセットが、好きだ!

Junko

1973年静岡生まれ、星読み☆映画ライター。アメリカ留学経験者、異文化交流実践者、広報コンサルタント。

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