はちびとへの道のり VOL.6 幸せなはちみつ食べ比べ
巣箱の見学の後は、ミツロウクリーム作りと、はちみつの食べ比べです。
まずはミツロウクリーム。フライパンは湯せんに使い、量りではホホバオイルを計量します。
ミツロウははちみつの香りとは異なるのですが、ほわっと緩むようないい香りがします。ミツロウはすでに量ってくださいました。割り箸は、ホホバオイルとミツロウを湯せんしてミックスするのに使います。
勢いよく混ぜるとビンから飛び出してしまうので、注意しながらミックスします。15分ほど混ぜると、きれいな黄色のクリームになります。
保存料を使っていないので、1か月を目安に使い切るよう、お話がありました。
そしてはちみつの試食は、ホットケーキを焼きながら楽しみました。子どもさんたちも張り切って、ホットケーキ焼きに勤しみます。ホットプレートがいい具合に温まってくると、きれいに焼けるようになりました。
ここで改めてはちみつの紹介です。私がはちみつの世界に興味を持ったきっかけである「みかん」、日本人の大好きな「さくら」、つくば市に並木のある「ゆりのき」、そしてはちみつではよく聞く「アカシア」です。
もちろん、どれも味がちがうのですよ。
私は「ゆりのき」の濃厚な味が気に入りました。もちろん、取れた年によっても、味は変わります。
たくさんの味見をしたので、ホットケーキでお腹いっぱいに…。
沢辺茶園さん店頭では、師匠が取ったはちみつも買えます。私は「とちのき」と、日本ミツバチの「百花蜜」を買いました。西洋ミツバチは花ごとに蜜を集めますが、日本ミツバチはそのような習性はないそうです。日本ミツバチのはちみつは、透明度としては少しにごったようにも見え、さらっとしたやさしい味でした。
はちみつの容器のキャップ、なぜオレンジなんでしょうね。
次回は最終回です。