虎屋のおはぎは予約が安心!
※2024年9月のおはぎ販売期間は、19日〜25日です。※2023年3月のおはぎ販売期間は、18日~ 24日です。
※2022年3月のおはぎ販売期間は、18日~ 24日です。
※2021年9月のおはぎ販売期間は、20日~26日です。
※2021年3月のおはぎ販売期間は、17日~23日です。
※2020年9月のおはぎ販売期間は、19日~25日です。
本日は春分の日。年に2回のお彼岸です。
和菓子の老舗、虎屋ではお彼岸の1週間のみ、おはぎを販売しています。2020年の場合は、3月20日および前後3日間ということですから、3月17日~23日となりますね。
本来は、仏様にお供えするものなのですが、どうも食いしんぼう魂がムクムク湧きまして、虎屋の赤坂本店に。改装してから初めてです。
場所は赤坂警察署の隣。いいですね、無料セコム。警察署の先の、丸みを帯びた屋根の建物が、虎屋さんです。
1階が予約受け取りカウンター、2階が商品購入、3階が喫茶のようです。中は随分と贅沢な空間です。
勇み足で2階に向かったものの、午後2時では売り切れでした。聞くと、1日2回入荷するが、1回目の11時半くらいに出来上がったものが、13時くらいに売り切れてしまったとのこと。聞いてみるものですね、朝イチで行ってもないということですから。
予約できるというので、予約をしました。「小倉」「黒砂糖」「白餡」一つずつ。
再訪し、無事手にすることができました。1階カウンターで受け取れます。おはぎは常温でOKですが、基本、当日消費することとなります。冷蔵庫には入れないように、とのことでした。
大きさは、直径4センチほどでしょうか?世の中にはお腹いっぱいになるようなおはぎもありますから、上品なサイズです。
すでにショコラティエに並んでいても違和感ないくらいの完成度。おはぎは思ったよりやわらかく、ケースからきれいに出すのも大変でした。どうやってこのつやを出すのかと思うくらいの表面の美しさがあります。
そして、上生菓子だと黒文字(木製スティック)で中央をスッと切るイメージがあるのですが、おはぎはうまく切れず…。無理くり切った断面です。あんこが多く、餅部分は一口なのが分かります。
自分でも意外だったのですが、期待の少なかった白餡が、一番インパクトがあり美味しかったです。小倉は想像を裏切らない美味しさ、黒砂糖はユニークで個性的でした。白餡は、「チョコレートはやっぱりカカオだけど、ホワイトチョコもいいよね」と言いそうな人には、ピッタリだと思います。
ケースの裏には、昔から変わらないと思われる原材料が表示されています。
2日間に分けて美味しくいただいたところで、順序が逆ながら先祖に手を合わせました。昨夏お話を聞く機会があった、京都の龍岸寺住職のお言葉を借りるならば、「ノー先祖ノーライフ」!
次のお彼岸まで、体調に気をつけて頑張りましょう。