怒りのグレタさんと仏のマララさん

怒りのグレタさんと仏のマララさん

noteでこんな記事を拝見しました。

響くプレゼンと響かないプレゼンの差は何か ~16歳のグレタさんと17歳のマララさんを比較してみた

この記事では、プレゼンの仕方にフォーカスして書かれていました。

この二人を比較した時に、私が真っ先に浮かんだのはマーティン・ルーサー・キング Jr. と、マルコムXです。

キング牧師もマルコムXも、アメリカの1960年代の市民権運動を導いたリーダーですが、キング牧師のある意味友好的、融和的アプローチを、真っ向から非難したマルコムXは、敵対の姿勢を貫きます。キリスト教のリーダーの後に、イスラム教のリーダーが出ました。エネルギーのもとは「怒り」。 グレタさんのエネルギーと同じです。

マララさんは女子教育、グレタさんは気候変動への主張があり、二人に直接の関連性はないのですが、一度優等生が出てくると、その後非優等生(ダークホース?)が出てくる気がします。グレタさんのことは詳しく知りませんが、優等生よりは「変わった子」という印象を受けます。

Photo by Pragyan Bezbaruah from Pexels

実は、オバマ大統領やゴア元副大統領から、トランプ大統領にかけても、優等生から非優等生への流れが起こったと思っています。正当な、教科書的なことを言う人の後に、「きれいごとを言うな、自分たちの本音はこれだ!」と言う人が現れ、よくぞ自分の代弁をしてくれたと思う人たちからある程度のフォローやサポートが付く事情があるかと。そういった扇動者は、仮想の敵を作ります。

私がマルコムXに共感するのは、彼自身が学をもって怒りのエネルギーを昇華し、ある意味平和主義に辿り着いたことです。怒りのグレタスタイルから、仏のマララスタイルにシフトしたのです。アフリカ系アメリカ人のアフリカ移住という、少し非現実的な提案でしたが、対立することを解決策にはしませんでした。

どんなリーダーが出て、どんな流れを作ったのかを歴史に学ぶ、今はそんな瞬間かもしれません。

グレタさんのスタイルは怒りですが、訴えているのは人類が取り組むべき普遍的な課題、つまり内容的にはマララさんと同じです。声なき環境に代わってのVOICE、応援したいと思います。