徹子さん、タモリさん、そして阿川さん

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海外の要人をお迎えするなど、これまで比較的多くの現場を経験してきたが、その中でよく出てくるのが「席次」だ。これを、もっと一般の方に役立つようにお伝えしたい。

今回お話ししたいのは、「右上位」。自分より右にいる人のほうが上の位、という意味で、プロトコルという国際的な儀礼のルールでそのように決めている。ホストとゲストがいた場合、ホストを立てるのなら自分より右側にご案内する。逆に、ホストの自分のほうが明らかに上の場合(社長と社員、先生と学生など)には、自分より左に案内する方が相手にも親切だ。3人以上でも考え方は同じで、例えばスポーツの表彰台も、中央の1位に続いて、2位は3位よりも右側に位置している。

ひとつややこしいのが、舞台やテレビだと相対する形になるため、お顔を見ている場合には左側の人が上位にいることになる。「向かって左が上位席」となるが、自分中心に考えればとてもシンプルだ。

これで簡単な覚え方は、長寿番組『徹子の部屋』だ。徹子さんは必ずご自身の右側(画面では左)にゲストをお呼びしている。考えてみたら、タモリさんの『笑っていいとも!』もそうだった。部屋の場合、ドアの位置などによっても上位席が変わるが、基本的には「右上位」を徹子方式で覚えておくとよい。

一つ、どうしてもこのルールから外れるのが、阿川佐和子さんの『サワコの朝』だ。

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『サワコの朝』での阿川さんは、画面の左、つまりゲストに対して上位席にいる。『徹子の部屋』と差別化したかったのだろうか、あるいはフリースタイルということなのかもしれないが、国際的なルールとしては、徹子さんの方を参照されたい。

 

 

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