薄めて散布!米とぎ汁乳酸菌液
(右:仕込んで10日ほどの米とぎ汁乳酸菌液 500ml、
左:大さじ1程度の乳酸菌液を水で薄めた掃除用スプレー、わずかに白濁)
発酵に関心をもってEMの展示会に行ったのをきっかけに、ナチュラルクリーニング熱が再発。さっそく米とぎ汁、塩、黒糖をもとに発酵させる天然クリーナーづくりにチャレンジした。
米とぎ汁乳酸菌液は、呼び方も含めてこちらのサイトを参考にさせていただいた。食用・飲用にも使っている方がおられるようだが、私はもっぱら掃除と入浴に使っている。
軽くクイックルワイパーした後に、フローリングの床に希釈した液を吹き付けて乾拭きすると、とても気持ちがよい。コンロの油汚れなども落ちやすくなる。
問題は、独特のにおいだ。
自家製だとさすがににおいチェックまでできず、正常な範囲なのか分からない状況。「甘酸っぱい香りになる」「臭くなければOK」などの表現もなかなか参考にならない。リトマス紙を買ってチェックするほど科学的な要素もないと思い、また民間伝承なのであまり難しく考えるのはやめた。
一度、原液を3倍ほどに薄めてシュッシュしたところ、においがきつすぎる。例えるなら、銀杏の匂いだった。来客からも「するめのにおい?」と言われた。もし濃度が高く体によい菌がたくさんいるとしても、住んでいる人が楽しめない空間はいただけない。やはり大さじ1-2杯程度にし、においがほぼ分からないようにするのがよいかと。それでも無臭にはならない。
人間にとってよい菌は「発酵」、悪い菌は「腐敗」と教わった。米とぎ汁乳酸菌液は、このにおいで本当によい菌なのだろうか??