はちびとへの道のり VOL.2 はちと接するための準備

4月上旬、つくば市某所。説明会はオーナーになるための説明を聞く場で、この日すぐにはちを見られるわけではありません。はちと接するには準備が必要です。

服装

はちは、黒いものに集まるとのことで、白い防護服を着ます(写真はイメージです)。私たちが通っている間は、頭の部分がついたジャケットを師匠からお借りします。 スカートはNG、パンツの上からツルツルしたものを刺しにくいということで、 ヤッケ(下半身用)とゴム長靴を持参するよう言われます。

ヤッケは持っておらず、長靴も軽量のものがほしいと思い、これを機に買いに行きました。一度行ってみたかったワークマンです。

作業服を安く、ファッション性を加えて提供している全国チェーン店です。私が訪れた店舗は品数はさほど多くなく、ベーシックなものを取り揃えていました。

ヤッケは泥除けなどに使うもので、防水性はありません。皆さんカッパと間違えて購入されるそうなので、購入時に念のため確認がありました。私はパンツの上から履くものなので、大きめのサイズをゲット。無地だと500円くらいで、遊び心を足して680円のものにしました。

長靴も、とにかく軽さ重視でこちらのものを。1,500円。これなら通勤にも使えそうだな。

ゴム手袋は家庭用の中厚~厚手のものでよく、肘まであるタイプのものでもよいとのこと。軍手は絶対にダメ!だそうです。私は丈夫そうな「巧の力」228円を買いました。蜂かいの方々は、素手でやっていますけれど…。

色が黒になってしまいましたが、やむなしです。ゴムで覆われた服装なので、汗が逃げずに暑い格好。サウナ状態ですから、6月くらいが限度になるでしょうか。

アナフィラキシーショック

もう一つは、蜂に刺されて一番怖い症状、アナフィラキシーショック。 呼吸困難になってしまいます。一度蜂に刺されると抗体ができ、次に刺された時のショックも大きいようです。

はちを飼うということは、はちに刺されるということ。その覚悟も必要です。職場近くのクリニックでテストを受けてきました。自分の記憶では蜂に刺された覚えはないのですが、血液検査をすれば分かります。はちを飼わなくとも登山で刺された時などに、自分の状況をより的確に伝えることができます。

はちアレルギーの検査ができるところを探します。と言っても一般的なニーズはないので、花粉や食物の「アレルギー検査」をやっているところであれば大丈夫です。

「ミツバチ」「スズメバチ」「アシナガバチ」の項目をチェック。

反応は出ませんでした。金額は2回の通院で2,740円、1回目が問診と採血、2回目が検査結果受領です。

今回は、希望者に対して傷害保険加入もできるようになっていました。一人790円です。蜂に刺される、ということに対して保険をかけると、普通のプランよりも高くなるそうです。

何事も準備が大切ということを感じながら、はちとの対面を待ちます。

Junko

1973年静岡生まれ、星読み☆映画ライター。アメリカ留学経験者、異文化交流実践者、広報コンサルタント。

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