モデルハウス訪問の流儀

住宅フェアは、春が多いと聞きました。たしかに、異動があったり、新年度が始まる時期だからでしょうか。

モデルルームやモデルハウスに初めて行く方もおられると思います。物件購入を考えている場合に大事なことを、何軒も回った友人から教えてもらいましたので、参考まで書き留めておきます。

1. きちんとした格好で行く

Photo by Mike Bird from Pexels

これが、一番と言っていいほど大切なようです。住宅は何千万もする買い物なので、売る方はビジネススーツで迎えてくれます。一方の見学者は、休日ともなれば比較的ラフな格好。アロハにビーサンで行っても自由なのですが、見た目はモノを言うので、男性も女性もデートに行くような格好で行くのがよいと思います。着なくてもジャケットを持っていたり、ナイロンリュックでなく革のバッグを持つなどで、好感度アップです。

2. 分かる人か近親者と行く

住宅や建築に詳しい人と行けるのならばベストです。その方にとっても、新しい住宅を見て楽しいと言ってくれるならば、です。

そうでなければ、大切な誰かと行くことをお勧めします。配偶者や婚約者、親などがよいと思います。ここでも、売り手は買い手の本気度を見ているからです。

モデルルームを見学した後は、簡単なヒアリングや返済シミュレーションもあります。年収や返済計画を聞かれてもいい人、つまり自分に近しい人を選んで下さい。もしくは少し待ってもらい、その後お茶をおごるなど…。

3. メジャーを持っていく

モデルルームはとてもキラキラしているので、圧倒されてあまり細かなところまで気持ちがいかない場合があります。家に帰って、今の家にある家具は入るかな、 あそこはどこくらいの奥行だったかな、と思い出せなくなることも。

肝心なところは、メジャーで測っておきましょう。モデルルームでメジャーを出しても驚かれません。また、天井の高さを聞く(高いほど高級です)、集合住宅であれば次の階とのスペース(例:30センチ)も、十分確保しているのが防音上よいとのことです。

部屋が広く見えても、梁がある場合があります。四角いお部屋のコーナーにL字の梁があると、実際はその分狭くなってしまいます。梁がないお部屋の方が、ワンランク上ということになります。

以上、情報は少し古くなっているかもしれませんが、基礎としてお役に立てれば幸いです。住宅もご縁ですから、出合いを楽しんで、コレ!と思う物件を見つけて下さい。

Junko

1973年静岡生まれ、星読み☆映画ライター。アメリカ留学経験者、異文化交流実践者、広報コンサルタント。

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