ハンガーが持ち込めた、ポニークリーニングでの出来事
こんにちは、Junkoです!本日は夏至(midsummer)です。
私の利用しているクリーニングのチェーンは、「ポニー」。先日断捨離をしていたら、ハンガーも相当数あることに気づきました。
10本ずつ束ねていったら、30は超えました。加えて、肩のしっかりしているものや、スーツを買うともらえる持ち手のついたものなども、5本単位で束ねていきました。
そう、ポニーではハンガーを引き取ってくれます。ポニーでもらってないものでも、いいですよ、とウェブサイトで案内してくださっています。
さっそくクリーニングに服を出しに行く際、大量のハンガーを(IKEAの特大袋を使って)持ち込んだところ… 「あれ、うちのハンガーじゃないものが多いですね」と受付スタッフの方のお言葉。
たしかに、ポニーさんは黒くて番号札が入っている平たいものですが、私の持ち込んだハンガーは、ピンクなどの色がついていたり、焦げ茶だったりと、バラバラです。
引っ越してから10年ほど、ポニーさんを使い続けてきましたが、ということは、これらのハンガーは、その前の住まいで利用していたハンガーじゃないか!
ハンガーって使い捨てと言いながら、優に10年はもってしまうんですね。息長し!
で、お店の人が「それ以外のハンガーは廃棄なんですよ」と悲しそうに言われるので、そうかリサイクルしていないのか、と持ち帰る覚悟でいたところ、「せっかく持ってきてくださったお客様に、持ち帰らせるわけには行きません」と引き取ってくださいました。
そしてポニーのハンガー(全体の10本くらいしかなかったかも)は、簡易ラックにヒュッと戻されたので、一時的な利用に使ってくださるようです。
プラスチックの問題、一筋縄では行かないですね。紙素材で強度のあるハンガーを作るのは難しいし、再生プラスチックで作るか、土に還るプラスチックで作るか…。ハンガーがクリーニング代に乗せられているのは承知ですが、使い回しというわけにも行かないんでしょうね。
今、ペットボトルを各社共通のステンレス素材にしているように、クリーニングハンガーも共通のものが出てくるでしょうか。
お店のハンガーから個人のハンガーに移して持ち運ぶ、という昭和の豆腐屋さんのようなやり方も、あるのかもしれない…。今の私の意見は、簡易の紙ハンガーにしてもらうこと。そうして、家のハンガーは個人の趣味や予算に合わせて長く使ったらいいと思うのです。クリーニングするたびに増えていくということは、なくなる。
あるいは、ハンガーという服をかける行為自体が、何かに取って代わっていくか(例えば平置き収納とか、浮遊するとか、しわにならない服だらけの世の中になるとか)。
ちりつも… 事業者も消費者も考えるときです。
今は少しでもリサイクルを試みて下さっており、私のハンガーを持ち込むことができた、ポニーさんが好きだ!