東京に吹く京都の風 茶洒 金田中(表参道)
こんにちは、Junkoです!
グルメシリーズに加わる一店、今日は女友だちとちょっとゆっくりしたい時に行く金田中(かねたなか)をご紹介。
思いませんか? 表参道でランチしたい、もちろん1,000円というわけにいかないとしても、2,000~3,000円払うならカフェよりはそこそこ美味しいもの食べたいって。だけど5,000円までは払えないわ…って。
今回のランチは3,000円なので、その範囲でお探しの方にお勧めします。お金の話をするなんて… はしたないかもしれませんが、予算は大切ですよね。
金は「かね」とも「きん」とも読めるので、読み誤りやすい屋号かな? もう一度「金田中(かねたなか)」。
表参道の交差点を原宿方面へ進むと、こんなビルがあります。右側のBOSSが目印になりますが、左側のエンポリオアルマーニカフェの入っているビルです。
2階への入り口は通りに面していますが、分かりづらく作っているようなので、ぐるぐる回ることがないようお祈りしております…。特に、11:30の開店前は中央階段やエレベーターを使っても、お庭を通り抜けられないため、残念ながら入り口まで行きつけません。
今回の訪問では、コースでないと予約が取れないことを受け、週末の開店20分前に到着し(本当は30分前に着いたのに迷った)、2組目でした。
さて、無事に入口まで着くと、トップ画像のような一面のガラス窓から外が見渡せ、都会ながら少し庭の景色を楽しめます。
コートを預かってくれるなど、この辺は丁寧な対応。店内の席は3種類あり、予約した人たち(主にデート)は高い位置のカウンターでお庭がよく見えて横並び、私たちは一枚の長方形テーブルで対面座り(一人は庭を背にする)、そしてが奥の方に、庭は見えない4人テーブル席が2つほどあります。
私たちのテーブルは、一席おきにしていないので、意外と「密」です。
まず、冷たいお茶とおしぼりをいただきました。使っているものがすべて、普段使いではなくスタイリッシュさを感じます。その後、すべてのものがトレーに乗せて出てきます。
メニューには「こちらから一つ」「こちらからもう一つ」とあり、各カテゴリーの6種のお料理から、1つずつ選ぶことができます。料理の表記を見ると、なんだか漢字にこだわりがありそうです。
さて、メインの前に前菜。この日は「柔ら胡麻豆腐」と「煮浸し」です。胡麻豆腐は、見た目カプチーノの泡みたい!
- 柔ら胡麻豆腐 ゆず味噌
- 煮浸し 大山とり 水菜 油揚げ 七味
そしてメインです。私はどうしてもまぐろが食べたかったので、ご飯×ご飯になることを承知で「まぐろ ぶり 二色丼」「大山とり 水炊き」を注文。とりも、かぶりました。
- まぐろ ぶり 二色丼 まぐろ 黄身醤油 ぶり 辛子醤油 海苔 山葵
- 大山とり 水炊き 鶏肉 団子 うるい 長葱 占地 芹 ポン酢 浅月 一味 (占地=しめじ)
主役、接写します!
そしてこちらは、「冬の寄せ鍋」と「つくね香味焼」。
- 冬の寄せ鍋 ご飯 鯛あら 穴子 ぶり 鶏もも肉 団子 巻玉子 占地 巻白菜 管牛蒡
- つくね香味焼 ご飯
美しいですね! 巻玉子美味しそう!
最後に「いちご求肥包み」が出るのですが、こちらはビジュアルも楽しんでいただきたいので、写真は控えます。
- いちご求肥包み あまおう 求肥 漉し餡
以上で、2,800円+10%税。コーヒーやお抹茶を頼むこともできます(200円)。
タイトルに「京都の風」と書いたのは、あくまで雰囲気です。金田中は新橋の料亭とのことなので京都は関係ないかもしれませんが、出汁の薄味であったり、刻んだ九条ネギのイメージから、西の文化、京風、などと想像しました。狭きお庭の感じも、京都のお寺を思わせます。
原宿のロケーション、高級すぎないランチ、静寂な雰囲気など、茶酒 金田中の総合点の高さが、好きだ!
渋谷はセルリアンタワーホテルの「金田中 草」「セルリアンタワー 数寄屋 金田中」、2021年1月閉店のニュースには、惜しむ声がたくさんありました。別の店舗には、特別な時にお邪魔したいし、茶酒 金田中にはまた来たいです。
茶酒 金田中
http://www.kanetanaka.co.jp/restrant/sahsya/index.html