千駄木の穴場カフェ ケープルヴィル

谷根千(谷中・根津・千駄木)は、土日になれば国内外の観光客で混雑するエリアです。

寺院や買い物スポットも多く、ぶらぶら歩きには最適ですが、デパートのような大型店があるわけではないので、食事やトイレの休憩スポットが少ないように思います。特に、谷中商店街と、そこからTの字に伸びるよみせ通り。

今回は、よみせ通りから小道に入ったフォトスタジオ兼カフェの「ケープルヴィル」に立ち寄りました。

大きなガラス扉。中からの眺め

最近小さな字が読みづらくなり、ケーブルなのかケープルなのか分からなかったのですが、CAPLE ケープル。ケープルを調べると「馬」の古語とあります。また、ヴィルの方はアメリカの地名でもよく見かけますが、「村」の意味ですね。ロバート・アルトマン監督の名作『ナッシュビル』もあれば、ゴダールの風変わりな作品『アルファヴィル』もあります。

ケープルヴィルは、ホース・ヴィレッジということですね。

さて、今回はカフェとして利用しました。

壁面は、HOLLYWOODを意識したのか、CAPLEVILLE。

そして、おばあちゃんちを彷彿させる壁時計、ちゃぶ台、暖色照明。古民家です。

カフェスペースは小ぢんまりしているので、隣の方の会話も聞こえてしまうのがある意味いいくらいの、懐かしく開放的な空間です。

メニューはかなりフレキシブルで、ティータイムも終わりかかる17:30くらいに入りましたが、ランチを頼むことができました。

マンハッタン・クラムチャウダー!付け合わせの3品もとても丁寧に作られています。

お腹いっぱいになり、大満足。

食後に、ホットチャイをいただきました。甘さ控えめなのもありがたい。そうそう、すだれのランチョンマットが敷かれています。

お店の瓦版もいただき、このアナログさが心地よいです。

常連さんもいらしていて、男性お一人ずつ続けて入られ、テーブルで仲良くなったりしていました。アナログだ。

正直、一見さん向けのカフェも、リピしたくなるカフェも乱立している谷中で、ケープルヴィルはまた来たい場所になりました!

古民家と言うこともあり、大きなガラス窓もあることから、室内もやや寒めです。毛布を借りて、座る位置も工夫してみるとよいかも。

Junko

1973年静岡生まれ、星読み☆映画ライター。アメリカ留学経験者、異文化交流実践者、広報コンサルタント。

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