ふるさと納税の価値を上げるドイツパン「ダンケ」(伊豆の国市)
こんにちは、Junkoです!
ふるさと納税、いつも12月に入るとネットをポチポチし始めます。年間通じて見ておけばよいのですが、どうしても意識に上るのが年末になってしまい。
特定の地方自治体を「応援したい」かどうかはもちろん大切ですし、「地元のものを返礼品にしているか」も大事です。そのどちらも叶えていたのが、静岡県伊豆の国市。そして、ドイツパンです。
「【ふるさと納税】パン セット ハード 自家製サワー種使用のドイツパンとイギリス食パンのセット 」(5,000円寄付への返礼)
ちょうど申し込んだのが2020年末で、パンは「入金確認後、2~3か月で発送」とあったので、のんびり待てばいいやと思っていたのです。実際は、2月中旬にお店の方からお電話をいただき、発送日を確認のうえ、パンの詰め合わせを送って下さいました。
パンって、無条件で人の心を幸せにしますよね。箱を開けて、ニコッとしてしまいました。
この4種類のパン、お見せします。
よく見る酸っぱい系の楕円形パンが「ミッシュブロート」(左)。ミッシュとはミックスの意味で、小麦とライ麦を同量で作るようです(出典)。そして「ゼーザムロージネンシュタンゲン」、まるでツィゴイネルワイゼンの親戚。どこで切る単語なのか不明なので調べてみたところ、ゼーザムがごま(セサミ)、ロージネンが干しブドウ(レーズン)、シュタンゲンは生地を巻いて棒状にしたものを指すようです。
もう一つが、「くるみとぶどう」。ぶどうだけどロージゲンと呼んでない分かりやすさがミソ。
これら3種類にはライ麦が入っていますね。そして、「くるみとぶどう」も「ゼーザムロージネンシュタンゲン」も、驚くことに砂糖ゼロ。十分甘みを感じます。
最後に、返礼品のタイトルにもあったイギリス食パン。2斤分はあったでしょうか。ダンケのウェブサイトにはこのイギリス食パンが出ていないので、やはりドイツパン屋さんの店頭には通常並ばないもののような気がします。
イギリスパンは、パリッとした皮の部分が特徴的で、香りもよく、美味しかったです。
さて、イギリスパンが一番かさがあるので、優先的に消費することにして、その他の茶系のパンをいったん冷凍しました。ミッシュブロートは本当は8ミリスライスなんだそうです。私、2センチくらいにしてしまいました。
断面図もいいですね。ゴマとレーズンにも、くるみとぶどうにも、看板に偽りなくしっかり中身が入っているところ、好感が持てます。
ドイツ人らしいと言ってよいか分かりませんが、食事の時の栄養面を考え、健康によいという形で考え抜いた結果であるドイツのパン。フルーツから自然の甘さを取るということを考えても、よく練られたレシピなのではないでしょうか。
まさに近くにほしい一軒ですが、伊豆の国方面に出かけたときは立ち寄りたい、そう思わせるパンの品々でした。
質実剛健なドイツパンと、伊豆の国にある「ダンケ」が好きだ!
(店名のベケライは、おそらくベーカリーですね。そして「ありがとう」のダンケ。)
ベケライ・ダンケ
https://www.backerei-danke.com/
静岡県伊豆の国市三福637
TEL. :0558-76-8777