ジョン・レノンを語り継げる風格、万平ホテル(軽井沢)

20数年前、アメリカのホームパーティの話題で、「ジョン・レノンが死んだ時、あなたは何をしてた?」という質問がありました。私は当時7歳、近所のお宅で遊んでいたところ、そこのお兄さんが「ジョン・レノンが死んだ!」と飛び込んできたことを、今でも覚えています。小学2年生の私は、ジョン・レノンが誰かは知りません。

こんにちは、Junkoです!

10月前半、久しぶりに軽井沢に遊びに行ってきました。今回はのんびり旅だったので、初日は「万平ホテル」翌日は「石の教会」だけをスケジュールに入れた感じです。この万平ホテルが、ジョン・レノン愛用の宿だったとのことで、興味津々。

大雨の後の快晴だったので、徒歩で向かいました。森林浴です。

万平ホテルに向かう通りは、万平通りという名前がついていました。ホテル創業者の方のお名前が、万平さんなんだそう。

今回はここでのランチが目的だったのですが、ちょうど12時に差し掛かり、車で向かう人、自転車で向かう人、徒歩の人もぞろぞろと押し寄せているのが分かりました。

ホテルに一歩足を踏み入れると、そこは異空間。創業1894年、100年以上大切にされてきたことが、すぐに分かりました。今でこそ「レトロ」と言えますが、当時は最先端、そして途中「古くさい」とされる時期もあったかと想像するのですが、丁寧に手入れされ保たれたからこその美しさです。

写真に人が映りこむからこその、生きた空間になりますね。

ホテルには、入って正面のレストラン(フルコース)と、左手のカフェ(軽食)があります。レストランのステンドグラスには、長野県らしい山々の風景が見て取れました。

今回は軽食をいただきたく、カフェに進みます。

ちょうどお昼時だったので、30分ほど待つことを告げられ、そのままホテル内のプチ・ミュージアムへ。万平ホテルの歴史が分かるコーナーです。想像以上に素敵だったので、お立ち寄りすることをお勧めします。こちら、コーナー入り口の裏側にある猫足バスタブ!

カフェ入口のメニュー、シンプルです。サンドイッチは通常のものとホットサンド、そしてカレーとピザがありました。メニュー台は桜が見えるため、軽井沢彫りと思われます。

テーブルに案内いただき、注文すると、さっそく伝票の代わりに素敵な木札が置いてありました。

文字もわざと読みにくく彫ってあるんじゃないかと、深読みします。

店内が混みあっていたので、サンドイッチができるまで少し時間がかかると言われ、その代わりオーダーしたコーヒーがフリーリフィルなので、1杯目をお持ちしてよいですか、と言われました。なんて素敵。

カップ&ソーサーもオリジナルです。(先ほどのミュージアムで見たから知ってる。)給仕の皆さんは、お仕事中で写真撮れなかったけれど、黒いワンピースに白い腰巻きエプロンかな?

さて、待望のサンドイッチが到着しました。

ヨーグルトが付いてて、見た目朝食ですね。ポテトチップスも、久しぶりだし、こうやってサンドイッチに付いてくるのは嬉しい。

楽勝だと思っていたけど、お話しながらゆっくり食べたら、それなりにお腹いっぱいになりました。

ホットサンドはこちらです。チーズがメルティング!

コーヒーもお代わりして、ゆっくりできました。12~13時が混雑時間だったようです。

本当はアップルパイを食べたかったんです、長野県だし。でも、この時点で別腹がなかった。ブルーベリータルトもレモンパイも美味しそう。

最後にジョン・レノンの話に戻します。万平ホテルのウェブサイトによると、1976年~1979年の4シーズン、毎年、夏にファミリーで「アルプス館」に宿泊したそうです。オノ・ヨーコさんと、ショーンくんと。今でも泊まれるって、素晴らしいですね。また訪れたいです。

万平ホテルの風格が、好きだ! 万平ホテルが常宿だったジョン・レノンも、もちろん好きだ!

Junko

1973年静岡生まれ、星読み☆映画ライター。アメリカ留学経験者、異文化交流実践者、広報コンサルタント。

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