ハリウッドスターの星読み:ジョディ・フォスター
わたしの理想の女性の一人!
こんにちは、映画☆星読みライターのJunkoです!
「ハリウッドスターの星読み」企画、第4回はジョディ・フォスターさん。アラフィフ世代には、『羊たちの沈黙』(1991)の印象が大きすぎると思われます。そして、同じくアカデミー主演女優賞を受賞した『告発の行方』(1988)、もう少し詳しい方は『ホテル・ニューハンプシャー』(1988)『タクシー・ドライバー』(1976)まで戻りますね。
もちろん『羊たちの沈黙』後も作品に出演しているのですが、私は彼女のキャリア前半の作品がお気に入り。では、さっそく星を読んでいきます。
ジョディ・フォスターさんは1962年11月19日午前8時14分、米国ロサンゼルス生まれです。ロサンゼルスがとっても似合っている気がします。こちら、写真家アニー・リーボヴィッツさんの作品で私の大好きな、“Jodie Foster, Malibu, California”。
太陽星座はさそり座さんです。
太陽がいくつかの天体とスクエア(90度)を取っており、角度的には月と木星を見ればよさそう。(上の図では12ハウスの太陽が、9ハウスの月と天王星、8ハウスの火星、3ハウスの木星とスクエアであると出ています。)
素の自分を示す月が9ハウス、高等教育、研究など自分を高みに上げる場所なので、バカロレア教育を受けフランス語が堪能であったり、イェール大学に進みトニ・モリスン(黒人文学)を学んだ知性的なジョディさんにはピッタリと感じます。月がおとめ座ということで、根が緻密で、細部にまで配慮する完璧主義、そして形にするのが得意という傾向がありそうです。また、天王星とはコンジャンクション(0度)、個が確立していて、変化を恐れない日常を送っていそう。3ハウス木星うお座とはオポジションで、俳優業と絡めて読むならば、高い理想や知性を、もっと庶民的に、人の気持ちにアプローチする形で、発展拡大させていくのがよい(3ハウスはサバイバル)、ということでしょうか。
12ハウス太陽さそり座は「秘密の場所」なので、ご自分が充実感を得る場所、公的に発揮していく場所としては、夢の世界、ということは映画のようなスクリーン上である可能性があります。月とスクエアということは、ご自分が充実感を得る時にも、感情面が追い付かない、矛盾することがありがち、と読めます。水星座の太陽に、地星座の月ですから、俳優として読むならば役に同化するようなさそり座的性質が発揮できる一方で、ご自分のこだわりが出てきたり、他人にミスを指摘されたり、不当な評価をされたくない、という向上心が、自分に負荷をかけてしまう感じかもしれません。
でも、役になぞらえてシンプルに表現すると、外向きには強い自分でありたいのに、内面の弱さが露呈する、というような配役は、ジョディ―さん自身も持っているのかもしれません。
私にとって一番しっくり来たのが、彼女のアセンダントがいて座、またMCがてんびん座なことです。印象として、自由、広い世界を見ていく、フェアな精神で立ち振る舞ういて座がよく出ていると思いませんか。また、MCは社会にこう評価されたいという願望でもありますが、てんびん座は協調性をもち、バランス感覚に優れ、相手とのリアクションに長けるので、俳優として最高。
あとは、火星が8ハウスしし座、ここも映画製作のようにクローズな現場において、華やかにアピールする役割で、エンジンかけていく感じがあります。やっぱり主役級の存在感ですね。
ジョディ・フォスターの、強さと弱さの共存する演技や、高い理想をもって常に奮闘している姿が、大好きだ!
参考文献 (References)
“Birth Chart: Jodie Foster (Scorpio)”
“Jodie Foster – Scorpio Or Not?”