マルとバツ、国際標準の話
クイズ番組の賞金が、私の小さい頃の「100万円」からそれほど変わっていないのは、「失われた30年」ということ?
こんにちは、Junkoです!
クイズ番組の人気が止まりませんね。長寿番組になる要素があるかもしれませんが、クイズの問題を考えるブレーンの方々のご苦労もあるのでは、と想像します。
今日は、そんな番組の中でも人気の日テレ『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?』について。日テレ公式チャンネルでは動画1つだけ紹介されていました。
1月15日にはスペシャルで松丸亮吾さんが全問正解、1000万円を獲得したことも番組を盛り上げました(リンクはこちら)。
さて、今日書きたいのは〇と×の話です。この番組で、回答者が正解すると「〇」が出て、不正解の場合「✔」(チェックマーク)が出ます。
比較として、こちらをご覧ください。
イラストからお分かりのように、「✔」はOK、「×」が間違っている、の意味です。
国際空港などでも、座っていいところに「✔」、座ってはいけないところに「×」が付いています。国際標準としては、そのような認識かと。
ちなみに、私が最初にOKの「✔」と出合ったのは、大学生の時。英語のクラスで、アメリカ人の先生がテストを採点し、「✔」が多くゲゲッと思ったら、正解だったという…。
Wikipediaによれば、チェックマーク「✔」は一般的に「はい」「該当する」「完了した」の意味で使われています。バリエーションとして、スウェーデン、フィンランド、日本、韓国ではチェックマークが「誤り」として使われているとのこと。
また、英国では選挙の投票用紙などで「✔」と同義で「「×」を付けさせる場合もあるとのことです。読みづらいからですかね。混乱してきました。
日本でなぜ「✔」が誤りを指すのかについては、答えが見つかりませんでしたが、「×」に慣れてしまった今の私から見ると、番組の「✔」は「×」に変えた方が理解しやすいです。
日本で使われている「✔」の一歩外に出てみること、場面に応じて「×」も使えることで、二刀流になれるのが、私にとって大切な価値観だという気がしています。
身近にあふれている「違い」が、好きだ!