ハリウッドスターの星読み:ジョージ・クルーニー

こんにちは、星読み☆映画ライターのJunkoです!

紛れもなくハリウッドスターの一員である、ジョージ・クルーニーさん。パッと思い浮かぶのは『オーシャンズ・イレブン』でしょうか。ワタシ的に英語が早口で聞き取りづらい人でもあります。

ジョージ・クルーニー(George Clooney)さんは、1961年5月6日午前02時58分、米国ケンタッキー州のレキシントン生まれです。

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太陽にアスペクトが多いですね。

第一印象から見ていきます。アセンダントはうお座、広い層に対して人気で、掴みどころのなさもあるかもしれません。1ハウスに金星があり、愛されキャラ。チャーミングさ、八方美人的な愛想のよさもあるかもしれないです。

月がやぎ座で11ハウス、土星と合(0度)、火星とオポジション(180度)の関係にあります。強い自制心があり大人の判断をする、冷静な自分の対極には、人と差をつけるようなオレオレ精神や闘志も持っていることが伺われます。心の中の葛藤ですね。

二枚目でオレオレをやってしまうとナルシスト感が出てしまうので、自制が効いている方がクルーニーさんの持ち味が出ていると、私は思います。

太陽はおうし座2ハウスなので、外見のよさにも恵まれ、自身のからだを使って財を成していくでしょう。つまり俳優業のように見せる、見られる仕事が合っています。水星も0度の位置にあり、一挙手一投足においてもマイペースさを崩しません。目的をブレずに実行に移していける方でしょう。太陽の対極にあるのがさそり座海王星で、相手の持ち物やスキルに底知れずうっとりする感じがあるので、恋愛体質なのかも知れませんね。

太陽と天王星は緊張の角度(90度)にあります。おうし座特有のペースを崩されたくない感じと、職場、現場でユニークでありたい自分が拮抗し、緊張関係を生むことがありそうです。もしくはこの天王星の影響で、熱量のある人や状況があると、方向転換せざるを得ないようなことがあるかもしれません。

『ディボース・ショウ』(2003)

MCはいて座にあるので、キャリアの成功として海外進出が暗示され、これはすでに叶っていることなのでしょう。そしてみずがめ座木星が12ハウスなので別人格や実態のない場所がテーマとなり、一つは俳優として他者を演じることでの成功、映画プロデューサーなど影の存在でも成功するでしょう。もう一つは映画に限らず芸術やゲームの分野で、オンラインで何かできるのかもしれないです。

ジョージ・クルーニーさんは1994年の『ER』というテレビドラマでブレイクしました。セカンダリープログレッション(SP)という読み方で見ますと、クルーニーさんの太陽がふたご座19度を通過したのが1996年くらいで、この前後で「ご自分の足場」を固めたと読みます。それまでが学びのモード、情報収集して動き回るエネルギーだったのが、1996年くらいから落ち着き、休み、自分の場所を構え、という4ハウスのモードに変わります。さらに2019年、かに座11度で5ハウスの切り替え、今度はご自身の興味に忠実に、思うままに自由に物事が展開される形に切り替わりました。彼の役者人生の終盤は今後、もっと軽やかに進むことが予想されます。

『マイレージ、マイライフ』(2009)

全体的には太陽・おうし座と月・やぎ座の「地」のエネルギーが強く、成功者としてのご自分を周囲に見せていく。同時に不動宮も多く、変化に弱い一面も。星を読むと、スターでありながらそれなりのご苦労もあったのではと、想像に難くない星回りでした。

Junko

1973年静岡生まれ、星読み☆映画ライター。アメリカ留学経験者、異文化交流実践者、広報コンサルタント。

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