まさかの3日間ノックアウト! ドライヘッドスパ「悟空のきもち」

冷凍した牛肉と豚肉って見分けがつきにくくないですか? 豚汁と芋煮の間のような料理を作ってしまいました!

こんにちは、Junkoです!

「悟空のきもち」を知ったのは、EXILEマツさんの番組で見たことがきっかけだったと記憶しています。2016年、もう4年も前です。

絶頂睡眠」と呼ばれるほどに心地よく寝入ってしまうことや、「予約が取れない」ことで有名な悟空のきもち、私もなかなかその好機に恵まれませんでしたが、運よく予約が取れて平日にお邪魔することができました。(ウェブサイトでのキャンセル待ちをこまめにチェックする作戦です。)今日はその体験記です。

東京だと銀座と原宿神宮の2店舗あり、私がお邪魔したのは銀座店。場所が少し分かりづらいのですが、銀座1丁目のコージーコーナーの通りからもう少し有楽町駅側に行った、細長い変形のビルです。

このビルでいいのかな?とちょっと不安になりますが、10階が「悟空のきもち」でした。

フロアまで到着したら、安心です。

この門構えがスゴイですね。

さて、ここからは「60分コース(税込7,000円)」の話になりますが、まず結論を書きます。「施術中に寝落ちする感じは起こらず、その後3日間倦怠感にさいなまれる(ほどに詰まりがあったようだ)」でした。

靴を脱いで待合スペースで、施術前に説明を受け、いわゆるゴリゴリマッサージではなく、ソフトなものだということや、必ず寝落ちするわけでなく、人それぞれだということも教えてもらいました。

そして、金の円扉の向こうに、青い宇宙空間のような廊下を経て、おそらく3畳ほどの穴倉のような暗い施術スペースが待っています。香りに関しては、たしか無臭でした。

マッサージ用のゆったりしたチェアとオットマンに身を沈め、リラックスするのが大切。顔にもタオルをかけてもらうので、どんな表情であっても見られるものではありません。

施術が始まり、たしかにとてもソフトな感じと言うか、イタ気持ちいいもしくは気持ちいいです。ヘッドが中心で、足や肩甲骨、目の周りのツボも押していきます。

はじめ10~15分で、意識はあるのですが鼻が左に傾き、少し力が抜けるような感じがありました。施術師さんからも、この頃ちょうど呼吸のペースが変わった、とのコメントでした。その後、30分を過ぎた頃でしょうか、まだ眠れない、意識あるわと思いつつ、夢うつつというか、起きている7:寝ている3くらいの感覚なのです。終わり間近で、自分の息づかいでハッとする瞬間までは、起きている5:寝ている5くらいの感じになり、「終了」となりました。

はじめに「必ず寝落ちするわけではない」と聞いていたことで、落胆につながることはありませんでした。しかし、メディアで見ていたような「瞬時に寝てしまい、さわやかに起きる」体験は、私には起きませんでした。

そして、ここから後半戦が始まるようなものでした。

身支度ができる通常の明度のお部屋に案内されて、髪を梳かしたり水分を取ったり少しゆっくりできるのですが、まだボーーーッとしています。大きなあくびも連発。だんだん意識もはっきりしてくるとは言われましたが、私のボーーーッ加減であれば、運転などは絶対にやめた方がいいレベル。判断能力が乏しいからです。

その日の夜は早く休みましたが、熟睡できたという実感はなく、次の日もドヨーンと言う感じで、あくびが止まりません。頭が痛いというよりは機能していない、使えていない感じで、職場でも仕事にならず、とにかく横になりたい。はやく時間が過ぎるのを待つばかりです。

施術前に聞いたのは、「マッサージで血流がよくなるので、施術後カフェインやお酒が回りすぎてしまうような感覚が出るかもしれません」ということでした。私の頭は、マッサージでグルングルンして、回復を待つしかありませんでした。

入口の左方向にはお釈迦様の手と思われるオブジェ。施術師の皆さんはガーゼのワンピースのような服

通常運転モードに戻るまで、平日と休日を合わせて3日間かかりました。自分の頭皮が凝り固まっていて、流れが解放されてよかったという結論なのですが、頭が覚醒するどころか、いかに詰まっていたかを反省。

ドライヘッドスパは初体験だったので、他社との比較はできませんが、長い間10分1,000円~と言われるこの業界の価格相応ではないかと思います。店内の端末で次の予約ができるため、ひとまず次に自分の状態が改善しているように、日々のマッサージも心がけようかと思っているところです。

悟空のきもち」での思いがけないマッサージ体験、それも好きだ! 

Junko

1973年静岡生まれ、星読み☆映画ライター。アメリカ留学経験者、異文化交流実践者、広報コンサルタント。

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