令和の今、褒められたらどうリアクション?

1978年にリアルタイムで見ていた『未来少年コナン』、オンデマンドで再会して私の理想の男性はコナンだったと再確認。しかし永遠の片思い。

こんにちは、Junkoです!

今日は、テレビなどで見ているリアクション、特に褒められた時について書きます。

藤原紀香さん

最近『金スマ』(2020年11月13日)に登場したモデル、タレントの藤原紀香さんは、歌舞伎俳優 片岡愛之助さんの妻でもあります。番組では夫を応援してくれるお得意様への挨拶回りをする様子や、伝統的な習い事に取り組む姿が紹介されました。美ボディを維持するトレーニングも含めて、とても努力家である紀香さんの様子が伝わってきました。

ここで梨園の妻ということもありますが、「紀香さんスゴイですね」「いつまでもおきれいですね」という投げかけに対して、「いえいえ」と否定するリアクション。これは昭和の時代から、1980年代のアイドルも繰り返しやってきた、返し方です。本心は関係なく、「私なんてそんな」という謙遜の態度を取ることが、美徳とされてきた時代の産物。

宮崎美子さん

2020年8月にYouTubeチャンネル「よしよし。」を立ち上げた宮崎美子さん、『クイズダービー』の頃から博識を披露されてきました。こちらの動画は、「よしよし。」の中でもダントツに再生回数の多い、来年のカレンダー撮影の様子です。

宮崎さんは好感度が高く、同世代のアイドルには珍しい大卒ということも気にさせないほど、親しみやすいキャラクターです。

宮崎さんがクイズ番組で、難問に正解したとしましょう。「宮崎さんさすが!」という言葉が飛び交う時、宮崎さんの反応は「緊張した~あせった~」という感じで正直に不安さを出したり、「よかった~」とホッとした顔を見せたり、共演者と喜び合ったりするのです。

視聴者からすると「宮崎さんも緊張するんだな」と親近感を覚えたり、「協調性のあるチームプレーヤーだな」と感じさせる、実は高度なやり方ではないかと思っています。宮崎さんは自然にやっておられるかもしれませんが、自然にできない方の場合は、かなり計算しないとできません。

鈴木光さん

新しい世代の方として、クイズ番組『東大王』に出ている鈴木光(ひかり)さんが思い浮かびました。

司会のヒロミさんもよく、「ひかるちゃんどうして分かったの?」と聞いています。

鈴木さんは賢いことはもちろん、ルックスも整っていて、音楽の才能があり、芯の強そうなところも、とても素敵な女性です。

また彼女がスゴイと思うところは、番組でそれら称賛の言葉に対して、かならず笑顔でかえすところ。絶対に否定しません。誉め言葉を感謝して受け取る、というスタンスなのしれません。

鈴木さんは「スタンフォードに認められた」というフレーズだったので、海外での暮らしと何か関係があるのかと思っていたら、そうではないようです。もうすぐ本を出されることを知りましたが、ご家庭の教育方針に何かヒントがあるかもしれません…。

(「夢を叶えるための勉強法」2020年12月11日発売)

グローバル・スタンダードとしては、ほめられたら「ありがとう」が一般的かな、と思います。「コートの色素敵だね」「Thank you!」、「髪切った?似合ってるね」「Thank you!」、「このサラダ美味しいよ」「Thank you!」、その連続です。

日本人の謙遜も時には大切ですが、はじめの紀香さんの例に戻るならば、褒められた時に「そう感じて下さったら嬉しいです」「私なりに全力で取り組んでいます」「褒めていただいたらもっと頑張れます」なんて返しもありでしょうか。これは紀香さんに留まらず、多くの日本人女性が気持ちを切り替えていけるところなのかな、と思います。

日本人は自己肯定感/自己効力感が低いなんて言われないようにしたい! 言葉はことだまだから、使った先から必ず未来が変わっていきます。

誉められたらそのまま受け取れる素直さと「ありがとう」が好きだ!

Junko

1973年静岡生まれ、星読み☆映画ライター。アメリカ留学経験者、異文化交流実践者、広報コンサルタント。

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