でもだってだからを封印 清音で答えてみる!

自分の口癖ってありますよね。えー、とか、あのー、という口癖もさながら、接続詞も。私の場合は、子どもの頃言い訳ばかりしていたので、「だって」が口癖でした。

ある時、クレームを減らす話し方というのを耳にしました。すでに本にもなっているようですが、「ダ行(D)で始まる接続詞」(D言葉)を避けよう、というものです。「ですので」「ですから」「だからー」「だって」「でも」は、上から目線、言い逃れ、反感と捉えられてしまう。

その本で提案していたのは「サ行(S)で始まる接続詞」(S言葉)に変えようしよう、ということで、例としては「すみません」「失礼しました」「承知しました」が出ています。それが相手の気持ちを受け止めることになる、と。

もう少しカジュアルな場面でも、謝罪する必要がない場面でも、濁音でなく清音のことばを使うようにしたらよさそうです。サンプルを上げてみましたが、たしかに相手を受け止めようとする表現になるように思います。

A: なぜ遅れてきたの?

B: だって電車が混んでたんだもん。⇒すみません、電車が混んでいて。

A: 鍵が開かなかったよ。

B: だから説明したでしょう、右に押し回すって。⇒そうか、それは大変だったね。右に押し回すんだよ。

A: 私ショートケーキが好き。

B: でも高くない?⇒そうなんだ、結構値段するよね。

言葉自体がすぐに出てこなくても、清音だとインプットすれば、とっさでも「そうですか」など返事がすぐにできそうです。意識して清音のことばの世界に住めるようになりましょう!

Junko

1973年静岡生まれ、星読み☆映画ライター。アメリカ留学経験者、異文化交流実践者、広報コンサルタント。

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