はちびとへの道のり VOL.4 分蜂の瞬間に立ち会う
巣箱と対面した日、偶然にも「分蜂」(ぶんぽう)を目の当たりにしました。
分蜂:蜂の群れが2つに分かれること。西洋ミツバチの飼育者の間では、分蜂はきちんと管理されるものなので、このはちは私たちの師匠のものではなかったです。うろ覚えで申し訳ないのですが、この時はちはお腹いっぱいの状態なので、攻撃しないそうです。
それにしても、初めて見ると引きます…。
枝にみっちり、これ全部はちで、1万5千~2万匹いると思われます。
師匠、かなり軽装のまま蜂に近づきます。素手だし。蜂の羽音がしますね。
あろうことか、師匠はそのままはちを箱に入れようとしています。すごくないですか。
女王蜂がきちんと入れば、あとのはちさんたちは続くそうです。
箱に収めたものは、ほかの巣箱と一緒に管理しますが、巣箱も結構な大きさですね。ビールケースくらいでしょうか。
さて、私たちがお借りしている防護服について。首の部分が覆われているので、途中で顔がかゆくなったり汗を拭きたくなっても、何もできません! 顔を刺されないように、顔と網の間に空間を作っています。
終わったら日光消毒タイム…。
「農家のおやつです」とふるまってくださった、さといもとタケノコが、ご馳走でした!
しあわせ~。