かたい桃とやわらかい桃

30代後半、3年ほどフルーツモーニングに明け暮れていました。午前中にフルーツならいくらでも食べてよいダイエット法でしたが、効果ありましたよ。秋冬はりんご、春夏はバナナが定番でした。

こんにちは、Junkoです!

今日は桃の話。わたくし、以前お仕事でお世話になった山形市へのふるさと納税をしていまして、2018年の寄付が2019年の桃、2019年の寄付が2020年の桃という形で、返礼品をいただいています。

こちらが、2019年にいただいた「やまがたの白桃小玉 5kg(20~25玉)(中盤~後半品種)」。9月上旬に届きました。

山形市の桃には「かため」「ややかため」「やわらかめ」「やわらかくなる桃」などの表記があり、ある友人の言葉を思い出しました。

その友人は福島在住ですが、「桃はかたいのが美味しい」「やわらかい桃なんて桃じゃない」と言います。これまで熟させてやわらかくして食べていた私には、驚きでした。

この謎を解くべく、山梨の友人で桃農家さんに伺ったところ、流通食感の好みが大きく関係していることが分かりました。

これまで農家から大田などの市場を通して小売店へ、そして消費者へと渡っていった桃。数日かかるため、やわらかくなるのは当然でした。それが、宅配便で産直お取り寄せが気軽にできるようになったり、また農家もネット販売も手がけるようになり、硬い桃が出回るようになりました。市場からも、日持ちがするため好まれるとのことです。福島の友人の「桃はかたいのが美味しい」発言は、これまではかたい状態で食べられる地元民の特権だったということですね。

もう一つは、好みの問題です。最近は、かたい桃の方が人気で、農家もかための品種を作るようにもなってきたそうです。新しい品種はかためが多い傾向とのことです。乱暴な例えですが、白菜の漬物やキムチで、芯のところが好きだったり、葉っぱのところが好きだったり、みたいな違いに似ているかも。

桃の種類、いくつご存じですか?私は「白桃」と「黄桃」くらいしか分からず、ブランド名までは追い付いていませんでした。

簡単には、白鳳系はドロッと柔らかく、白桃系は硬いという違いがあるそうです。白鳳の方が早く出回るということですね。幸茜(さちあかね)という品種はサラダみたいなシャキシャキとした肉質なんだそうです。

私は最近は「かたい桃」派になってきており、2019年ふるさと納税でも「ご家庭用山形の桃5kg☆かため☆」をお願いしておりました。先日届いたのがこちらです。今年は不作とのことで、小玉ではなく大玉の上物をお送りくださったようです。

ネクタリンのように、くし切りのようにしていただきました。ちゃんと「かため」です!

こんな立派な桃は私が行くようなスーパーではなかなかお見受けしないので、ぜいたくな1週間を過ごすことができました。また今年も、ふるさと納税に参加できたらと思います。

農家さんが大切に育てた桃が好きだ!かための桃はもっと好きだ!

Junko

1973年静岡生まれ、星読み☆映画ライター。アメリカ留学経験者、異文化交流実践者、広報コンサルタント。

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