アンミカ先生「パリコレ学」切符を手にしたのは〇〇さん…そして次回に続く
前回(2月24日)5人の卒業生が発表され、残るは3人の卒業生と1人のパリコレ行き合格者です。

私の周囲でも話題でしたので、オンエアーご覧になった方多いと思われます。今回も卒業生(推薦されない学院生)は以下3名、呼ばれた順です。
小田鈴音さん(17歳/179cm)
ウォーキングが格段に上手くなり、アンミカ先生も「成長に鳥肌が立った」と話されていました。小田さんは強さと自信でどこでも活躍できます、とお墨付きをいただきました。
印象的だったエピソードは、レスリー・キー氏の指導により「口で笑わずに目だけで笑う」ことで、 セクシーな表情になったことです。また、日本的な顔立ちが「ジャポニズムブームでウケるかもしれない」とコシノジュンコ氏もお話されていました。
小田さん本人も、軽い気持ちで始めたモデルだったが、今回をきっかけに大好きになり、「トップモデルになると約束します」という力強い宣言がありました。
中島彩香さん(20歳/171cm)
初めから可愛らしい印象で、目力があったことをアンミカ先生も記憶されていました。個性をどうやって出していったらいいかという悩みに、髪を40センチ切って染めたことで、自分の殻を破れたことが大きかったようです。
冨永愛さんからも応援メッセージが届いており、「少し小柄だが、これからは多様性の時代。ショーや雑誌で活躍できる。今のイメージで2、3年浸透させれば、次の可能性が広がる」と絶賛。
番組の前半では自分を否定し続ける日々だったようですが、新しい自分を手に入れ、「自分磨きを続けていきたい」と中島さんは明るく話してくれました。

門田玲さん(15歳/171cm)
「コンポジより100倍カッコいい」とアンミカ先生に言わしめるほど、最初から存在感を放っていた門田さん。練習と研究を重ねウォーキングが上手になったこと、髪を切ったことも、成長の現れとして大きく評価されていました。アンミカ先生は、門田さんに「毎回会うのが楽しみ」だったそうです。

門田さんの個性的なルックスは「説明できない魅力」。「見て好きだという人が強烈に愛してくれる」のだそうです。レスリー・キー氏からも、「若い時の秋元梢さんを見るようだ。これから30年活躍できる人材だ」とお褒めの言葉をいただいていました。
門田さんは「信じていたので悔しい気持ちもある」と自分に正直に語ったうえで、「パリに行きたいという気持ちがつぼみをつけたので、大きな花を咲かせたい」とたしかな口調で宣言されました。
小野寺南友さん(17歳/177cm)
小野寺さんは、個性が埋もれがちな集団において、萩庭桂太氏のモノクロコンポジ撮影で「もう一度撮ってほしい」と交渉し、ブレークスルーした学院生でした。

コシノジュンコ氏の模擬ファッション・ショーでも、「このままショーに行けるよ」と言われたくらい、キマッた自分を出せていました。アンミカ先生が「憑依体質」と表現していたように、モデルは服を見せるのが仕事であり、服に合わせて髪や自分の雰囲気を変えてくるのが抜群に上手いのです。
「ちがう私を見せられるように」コーディネートしよう、といつも心がけていたという小野寺さん、本人の努力も認められました。「確立したモデルとして努力します」と、晴れ晴れとした表情で話されました。おめでとうございます!
翌週の放映では、実際にパリでオーディションを受けるのだそうです。

今回の9名は、皆さんすでに活躍しているモデルさんですから、パリコレを目指さなくてもファッションの世界で十分やっていける人たちです。ちがった雰囲気をまた見てみたいですね。
アンミカ先生
アンミカ先生は私と同世代、アラフィフです。世代的なものもあるかもしれませんが、「若い人のチャレンジを応援したい!」という気持ちを強くお持ちです。

カメラが回っていない時にも、指導や励ましをずっと続けておられただろうこと、その証拠に誰一人脱落者が出なかったことを、林先生も言及されていました。お母さんまで行かなくても、大きいお姉さん的な存在ですね。

アンミカさんは番組では上品で優雅な雰囲気、そうかと思えばバラエティ番組では「おばちゃん」キャラや、通販では「親しみやすい売り子さん」も演じられるのだから、この方は役者です。今回の「パリコレ学」は、アンミカさんのファンが増えた企画だったのではないでしょうか。
