高田馬場の占いから算命学に導かれるまで(前編)

女性で占いが嫌いな人、いないと思います。当ブログでも、サイトをご紹介したことがありました(「占いサイト 言わずと知れた3つをご紹介」)。

今回は、対面での鑑定をお願いしたことが続いたので、そのルポです。個人的に見てもらったのは、ほぼ20年ぶりかもしれません。

高田馬場のオルサー・ラマザン師を訪ねます。鑑定での撮影・録音は禁止のため、当日撮れたのが唯一この写真。908号室ですね。

ラマザン師は、私の友人に「言われたこと全部当たった」と言わしめました。友人は家庭や仕事の大きな節目の際に相談に行き、振り返ってみると言われたとおりになっていた、とのことです。

そして私の場合は、こんなことを聞いてもいいな、あんなことも… という感じではありましたが、何か迷ったり、どうしてもアドバイスがほしいというわけではなく、タイミングが合ったというか、記念に、という感じで、向かいます。

あ、まずは電話予約して、自分(&お相手)の生年月日を伝えます。鑑定の金額も確認できます。私が受けた2020年2月には、12,500円でした。たしか翌月くらいから値上げの情報があり、今受けておこうというきっかけにもなりました。

当日の流れ

大体こんな感じです。

1.前室で受付。生年月日、住所、勤務先を記入
2.前室にラマザン師登場。パワーストーンの力をいただき、自分のオーラを見る
3.奥の部屋に入室し、お土産をいただく
4.自分の基本的な性格を教えてもらい、具体的な質問をし、願いをかなえるお守りを作る

こちらラマザン師のツイッターに写っているのが前室です。床のタイルも数字が散りばめられており、謎めいた空間。はく製などもちょっと怖かったです…。

実は、予約時に「プライバシーの関係で、前の鑑定の方とすれちがうことがないよう、鑑定の5分前より前には来ないでください」と言われていました。しかし当日はまだ前の人の鑑定が長引いていたようで、お部屋から出てこられるところも、見ようと思えばお顔もみえ…。拍子抜け、ある意味オープンです。

オーラを見る

ラマザン師バッチリ写っておられますが、背景に注目。大きいガチャのようなカプセルの中に入っている大理石かな、あれがパワーストーンです。

電気を消すと、ストーンは蓄光するのか、光ります。そこに手のひらをかざし、自分の指の間から見える光が何色かを見るよう言われます。

私は、自分の指から「緑色」は見て取れたのですが、もう1色は、と聞かれガン見しても分からない。「分かりません」と答えたら、後ろからラマザン師が「白ですよ」と教えてくださいました。

いよいよ鑑定へ

まず、いくつかお土産として、2か月の運気を示すカレンダー、玄関に貼るお守り、お財布に入れるお守りをいただきました。一年の中で、自分に影響を与える人や情報がもたらされる時期も知りました。あと、手にポストカードほど大きなシャチハタスタンプをペタペタと押されます。

玄関に貼ったお守り

私の性格としては「頑固」「真面目」「情が深い」。頑固と真面目は自覚しているのですが、情が深い、の意味は、「頼まれたら応えたい自分がいる」「一度思うとハマっちゃう」で、これもJunkoあるあるなのです。すべて言い当てられました。頑固なためか、反発したくなる部分もありましたけれども…。

住所と勤務先を書いたのも謎だったのですが、住所とわたしの相性は「普通」、勤務先とわたしは「相性がいいから、続けて頑張りなさい」と言われました。なぜか、それは「やっと自分の力を発揮できるところに巡り合った」からだそうです。

書き手の私のことを個人的に知っている方は少ないと思うので、ここからは物語として聞いてください。

Photo by Vidal Balielo Jr. from Pexels

「あなたは脳外科医になるのが一番向いていた。そうすれば素晴らしく力を発揮できた。人のこころへの興味もそこから来ている。そして、セミナーとか勉強会とか色々なところへ出かけていますね。そういうのに行くのはもういい」

「あなたは話すことに関しては今一つで、聞きたいタイプだから、勉強会でも聞きたいためにお金を使っていた。今日も聞きたいだけで来たでしょう?」

まさに…もちろん、これからの人生やキャリアについて、知りたいという思いはありました。でも、具体的にAかBか、というような岐路に立ってはおらず、それをお見通しだったということです。

師からのメッセージ

ラマザン師からいただいた言葉ですが、こんな感じでした。

「自分の持っているもので勝負しなさい。そして、目標をもって決断できるように」

つまり、「聞きたい」欲に任せてあれこれ首を突っ込んで、一つもものにできない展開はもうやめよう。そしてキャリアでも恋愛でも、目標を持つことで、少しずつ進んでいきなさい、と。

抽象的すぎず、具体的すぎず、よいアドバイスをいただいたと思います。終盤では、紙に願い事を書いて、師が何回かコピー機にかけると紙が真っ黒になり、それを折りたたんで糸で紐をつけます。「ベランダに吊るしておく」ように言われ、今でも我が家でそうしています。

実はこの時願ったことのうち一つが、一週間後に叶いました。びっくり。

私の次の質問は、「自分の持っているものは何?」ですな。後編の算命学に続きます。

【おまけ】
流れを復習したい方は、取材が許可されたこちらの記事をご覧ください。

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Junko

1973年静岡生まれ、星読み☆映画ライター。アメリカ留学経験者、異文化交流実践者、広報コンサルタント。

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