シアトルで見つけた英国、クランペット・ショップ

最近、成城石井で「クランペット」を見つけました。「穴ぼこだらけの英国式パンケーキ」と紹介されています。ちょっとしたブームだそうです。

実は今年の夏、米国シアトルを旅行中、アメリカ人からクランペットのお店を紹介され、行きました。その時クランペットを知らなかった私も、アメリカの食べ物でないことは分かりました。アメリカの「甘くてふわふわ」とはちがう味と触感。クランペットは「塩味寄りでもちもち」、食事にもおやつにもなる感じです。

名前も、「The Crumpet Shop」。TripAdvisorでは、300軒近くあるシアトルの軽食店でベスト10入りしてますから、なかなかですね(2019年11月調べ、289店舗中9位)。

入り口からカワイイ。

入ってすぐ、アメリカぽくないと分かったのは、紅茶のセレクション、ポットにずらっと並んでいます。もちろんコーヒーも頼めます。

さて、注文するには壁をご覧あれ。 左から、 お茶のセレクション、コーヒーのセレクション、そしてセイボリー(塩味のご飯系)のラインアップ、最後に甘いおやつ系ラインアップです。

注文も、とても親切に対応してくれます。この時はしょっぱいのと甘いのを1つずつ頼みました。奥のカウンターに取りに行く方式です。

こちらはほかの方がオーダーしたもの。美味しそう!

頼んだサーモンクリームとハニーです。

イングリッシュマフィンよりももっちりしていて、ほんの少し酸味がある生地。重量もあり、腹持ちもよい感じがします。

さて、店の奥には紅茶が売っているのですが、壁を見てください。不思議な国のアリス!左の卵型ボードは、スペシャルメニューです。

食べ終わった後は食器を戻しますが、ゴミも分別しています。「コンポスト(生ごみ)」「リサイクル(ビン・缶など)」「その他(燃えるゴミ)」。シアトルはどの店もそうでしたが、環境への配慮も好印象です。この写真に写りこんでいるお客さんの水玉スカートもかわいいし!

アメリカなのにイギリス感満載の、そしてスタバの本拠地なのに紅茶推しの、素敵なお店でした。

Junko

1973年静岡生まれ、星読み☆映画ライター。アメリカ留学経験者、異文化交流実践者、広報コンサルタント。

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