パリコレ学2 #19ファイナル パリに行ける人ついに発表!

巷ではパリコレに行った人の情報は出ているのですが、SNSがある現在は、ある意味やむを得ないところがあります。何らかの理由で9月末までに放映したかったのに遅れたのかもしれません。私はのんびりと、この日を楽しみに待っていました。

アンミカ先生は、襟がリボンタイプの 黒の長袖ブラウスに、アニマル柄のファー生地のスカートです。スポーツ選手のようにカメラに向かってサインをしてくれました。“Paris is waiting.”です。

(C) MBS

「パリコレに挑戦する一人が決まりました。これは私なりの卒業式です」花束は8つ、渡された人はパリに行くことができません。

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「半年間、心がくじけそうになったこともあると思います。一人も辞めずについてきてくれたこと、心から感謝します」と話したアンミカ先生、「ふーっ」と大きく息をはいて、花束を取りに行きました。

いきなり一人目から驚き!

魚住光生さん(18歳/172cm)

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いきなり有力候補の魚住さんが呼ばれました。ウォーキングがうまくて完成された魅力を持っていた、すでにガールズ・コレクション等で活躍している実力を見せてくれた魚住さんは、デザイナーと信頼関係を築ける人だな、という評価だったそうです。ザック・ポーゼンさんからのお手紙で「写真映えするモデル。素晴らしいセンスがある。世の中にサプライズを与えられるモデルになると思う。頑張ってください」と紹介されました。

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ほとんどノーメークでも美しい魚住さん、考えながら言葉を絞り出します。「自分の足りない部分が分かったので感謝しています」太りにくい体質を悩んでいたようです。半年で基準値に達することができなかったが、「ショーモデル以外に、演技やスチールなど活躍出来る場所がある」と、アンミカ先生も背中を押しました。

伊藤葵さん(23歳/175cm)

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初めてのオーディションからすごく伸びたこと、最後のショーでの目力の宿り方、威風堂々としたポーズ、間合い、存在あるウォーキングが出来ていたことを、評価されました。

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ご本人の言葉も印象的でした。「パリコレ学を通してたくさん失敗して、以前より自分のことが好きになりました」これは人に夢を与える立場の方には、とても大事なことですね。

山岡美穂さん(21歳/173cm)

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アンミカ先生、「殻を破ったと思うのは寛斎さんのオーディションでした」と伝えます。寛斎さんから手紙には、「一つあなたに伝えたいことがあります。それは、人間が輝く時とは夢に向かってチャレンジしている時であるということ。もがき苦しみ前へ進もうとする今は、人生にとても意味があると思う。これからも挑戦し続けてください」とありました。

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アンミカ先生からも、「幅広いモデルさんになってください」と声をかけました。

黒木ユウさん(24歳/178cm)

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黒木さんはモデルとしての経験も豊富、スタイルも自信を持っていた部分を指摘されるのは悔しいだろうと、アンミカ先生も共感の気持ちを投げかけました。

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黒木さん、「薬学の道をあきらめてモデルになると決めたので、来季から自力でパリコレ出られるように受けに行きます」と宣言しました。アンミカ先生、「ついてきてくれてありがとう」と感謝で締めくくりました。

三根有葵さん(18歳/175cm)

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「三根さんは、すごく変わりましたよね、O脚が課題の元アイドルだったけれども、冨永愛さんからの指導で見違えるようにウォーキングが変わり、パリコレへの可能性があると称賛された」と話すアンミカ先生。金髪に挑戦したことも、大きな変化を生みました。

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三根さんの表情は晴れ晴れしいです。「アイドルとしての経験しかなくてすべてが初めてだったが、知らなかったこともたくさん知れたのですごく充実した半年間になりました」としっかりした口調で話しました。

久貝和子さん(24歳/175cm)

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久貝さんは外見がクールな分期待値が高くて、心が折れたことも多かったでしょう、とアンミカ先生。しかし後半の成長はすごかった。 桂由美先生からは「肌の色の濃い人に似合うのでぴったりで、このままパリコレに出てもいけるのではないかと思いました。今後も成功をお祈りしています」というコメントをいただきました。

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久貝さんも最後には笑顔で、本当にこの企画に出られてよかった、と涙を見せました。

ここから、3人に絞られて発表が進みます。

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門田玲さん(16歳/173cm)

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1期生の時からモデルの覚悟は群を抜いていて、輝いていた。選ばれなくて母親のもとで泣いた時のことを、アンミカ先生も忘れません、と伝えました。

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2期生として途中参加が決まり、丸山敬太さんの難しい服をさらっと着て見せ、丸山さんからも「門田さんにしか出せない雰囲気を持っていることは、モデルの仕事に大切。唯一無二のモデルになれるよう頑張ってください」と応援メッセージがありました。

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岡本百恵さん(21歳/176cm)

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初めてのオーディションから、顔のもつ力が素晴らしかったものの、体重をサバ読みしていたことが問題でした。親からもらった骨格は変えられないが、筋肉は管理できる。トレーナーの栗原ジャスティーン先生による特別指導で、70キロから64キロへ、ウエストマイナス10センチに成功しました。

コシノジュンコ先生も「忘れられないです、勢いがよかった」と称賛し、「個性がステージ映えする、今度ある私のショーにぜひ出演してください」とオファーを送ってくださいました。

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「半年間愛のあるご指導有難うございました。ウエストしっかり絞って頑張ります」 と岡本さん、しっかりした口調で話しました。

平田かのんさん(16歳/180cm)

「あなたをパリコレのオーディションに推薦します」

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アンミカ先生、「最初は存在感がちょうど中くらい個性を発揮できていなかった。どうしようかなと思っていたところに、山本寛斎さんのショーに抜擢され、ステージでの躍動感あふれるパフォーマンス。レスリー・キーの提案でハサミを入れたこともよかった」と、これまでを振り返りました。レスリー・キー氏より「立っただけで存在感が出るのは、一番スーパーモデルになれる可能性を感じました」と評され、ほか山本寛斎氏、桂由美氏、コシノジュンコ氏からもトップ合格を得ています。

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「パリコレに向けて改善することがたくさんある」と話す平田さんに、「ここからオーディションに勝ち抜かないとステージには立てません。あなたの実力次第です」と背中を押しました。

最後にアンミカ先生より

「厳しいこと言うにも力がいるんですね」アンミカ先生の涙。 「途中でもう来ないんじゃないかと思っていたメンバーもいたが、感謝しています。お疲れさまでした」と締めくくりました。

最初のオーディションで、「自信は過信」とアンミカ先生が叱った人たちがいましたが、見ると山岡さんと平田さんは起立していたようですね。

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半年間で、みるみるうちに別人に生まれ変わった9人の学院生でした。

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次週、平田かのんさんがパリに降り立ち、オーディションを12受けての非情な現実が待っているようです。

門田さんも自分でパリに行ったことが、いくつかのSNSで話題になっていましたが、番組では紹介されませんでした。

林修先生は最後に、「不合格の受け止め方がその人の人生を決める。全人格の否定ではなく、あなたの過去についてがたまたま採点されただけ、未来は誰も採点していない」ここからが大切、と伝えていました。

選ばれた人が、再び選ばれる側に戻ります。若き才能、平田さんの活躍が楽しみです!

Junko

1973年静岡生まれ、星読み☆映画ライター。アメリカ留学経験者、異文化交流実践者、広報コンサルタント。

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