市販の英クリスマスプディングを食べてみる
ハロウィンが終わると、一気にクリスマス感が漂いますね。もしくは、「今年もあと2か月」という一種の恐怖感。
昨年12月に、クリスマス・ハンパ―のことを書きました。この時、ちょうどクリスマスプディングが食べたかったんです。
で、イギリスの友人に相談したら、「作るの簡単だよ」とレシピまで丁寧に教えてくれました。Mary Berry’s Christmas pudding しかし、その年はすぐに作れないと思い断念。結局海外通販の形で、クリスマスプディングを買いました。プディングがある程度重たいのと、送料が高いので、小さなものにしましたが…。
マシュー・ウォーカーというブランドのクリスマスプディング。こちらは1人分ですが、日本国内で買おうとすると4人分や8人分が売っています。
形状で一番近いのは、スーパーで売ってる茶碗蒸しや小ぶりのヨーグルトですかね。表面にピッタリとラップのようなシールが張ってある感じです。クリスマスプディングはお酒が効いているので常温でもちます。
シールをそっと剥がしますと、ここが一番グロテスクかもしれないビジュアル。
これぞクリスマスプディングです。めげずに型から出します。ほんわりラムの香りがします。
本場イギリスでもクリスマスプディングをご馳走になったことがありますが、その時は正式にフランベ(火をつけてアルコール分を飛ばす)して食べました。Mathew Walkerのサイトでも、正式には蒸して(レンチンもOK)、温めて食べるよう書かれています。
今回は簡略化して、普通に切って食べました。
成分にはこうあります。
Ingredients:
Sultanas (30%), Sugar, Fortified Wheat Flour (Calcium Carbonate, Iron, Niacin (B3), Thiamin (B1)), Cider (9%), Water, Palm Oil, Orange and Lemon Peel, Rum, Mixed Spice, Salt, Molasses, Yeast.
スルタナ(Sultana)というのは、要は干しブドウですね。小麦粉よりも果実でできていてずっしり感があり、オレンジやレモンピールもわずかに入っています。
今年は、今から仕込んで作ってみたくなりました…!こういうケーキ、嫌いな方もいますが、好きな方のハートを鷲づかみにしそうです。