ハリウッドスターの星読み:ティモシー・シャラメ

こんにちは、星読み☆映画ライターのJunkoです!

ティモシー・シャラメさん(Timothée Chalamet)、お父様がフランス人とのことで、シャラメもフランスの姓とのことです。『君の名前で僕を呼んで』(2017)が有名ですが、最新の『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021)や、フランスロケの『フレンチ・ディスパッチ』(2021)も見逃せません。

さて、ティモシー・シャラメさんは1995年12月27日21時16分、米国ニューヨークのマンハッタン生まれです。夜に生まれた方は、太陽が下の方、ふむふむ個人へのフォーカスが強いかな…と想像します。

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一番特徴的なのが、やぎ座に天体が集中していること。太陽、水星、火星、天王星、海王星。10天体の半分がやぎ座ですから、社会の実力者的要素はバッチリ。そして10天体はいて座からうお座に入っているので、ティモシーさんのホロスコープから全体的に成熟度が高い印象を受けます。

そしてアセンダント(パッと見の印象)がおとめ座ですので、やはり「キッチリ感」「几帳面さ」「日の打ちどころのなさ」が出ます。例えるならリーダーよりはメンバー、隣のお兄さんのようですが境界線を超えてくるほどフレンドリーではなく、従順で非威圧的でしょう。

月はうお座27度で8ハウス。共感力に優れ、他人と気持ちを通わせるのが得意だと思いますし、8ハウスということは家系に守られたり、見えない世界とのご縁があったり、誰かと深くつながる要素も持ち合わせていそうです。

プライベートを示す月が最多アスペクトを持つので無視できず、月を含めて背の低い二等辺三角形ができています。まず冥王星とのトライン、冥王星はいて座1度でICとほぼ合という特徴があり、吉角なので「家庭との結びつきが異常に強い(or 異常に弱い)「自分の居場所、足元として家族の存在が大きい」という意味になるかと思います。お家柄がよいとか、そんな雰囲気も感じます。

そして次が、月とセクスタイルを組む水星、海王星、天王星(火星も圏内)。5ハウスなので、自分が楽しみながら実力を思うままに発揮し、ユニークな存在となれる感じ。ちょっとロマンチストのような要素も持っていそうです。

この月の威力を見ると、「素の自分を出した方が売れる」ような気もします。「キャリアの頂点」を見るMCから一番近い天体(カルミネート)が、月ということも相まり。

太陽を見るとやぎ座の5度、そして木星もいて座28度で5ハウスと読める位置なので、非常に社会的な成功運に恵まれています。しかも誰もがそう分かるような形で、というのがポイントで、『君の名前で僕を呼んで』のアカデミー主演男優賞などがまさにそうでした。

君の名前で僕を呼んで

リリスがかに座でほぼオポジションなので、ティモシーさんが本能的に持つかに座的な母性本能というか、身近な人へのやさしさと、公でのティモシーさんの輝きは、対局にあるのかもしれません。

リリスの影響をうまく活用できるとしたら、150度の関係にあるみずがめ座金星でしょうか。爽やかで平等な関係が好き、誰とでも同じように接する、そしてやや中性的というサバサバな金星的な魅力があります。奥底の世話焼きな温かさ、身内を助ける勇敢さなどを感じたら、表面上とは不思議な取り合わせにティモシーさんの魅力倍増ですね。

ビューティフル・ボーイ』(2018)

それから、パート・オブ・フォーチュンが10ハウスふたご座で、私の中でのティモシーさんのイメージは実はここ。つまり、情報感度が高く、多くの人と情報交換をし、コミュニケーションのアップテンポな雰囲気で社会の成功者として存在する感じです。天体では風星座が金星のみと少ないですが、キャリアを見る上での2,6,10ハウスが風と読めるので、風のビュンビュン快活な感じが伝わってきます。

ファッションも上級者というか、何を着ても似合いますね。

その上で、あらゆる人の心を掴むうお座の月があり、世の中に合ったものを提供できるやぎ座の太陽がある。素晴らしいことではないでしょうか!そんな大人星座に彩られたティモシー・シャラメが好きだ!

Junko

1973年静岡生まれ、星読み☆映画ライター。アメリカ留学経験者、異文化交流実践者、広報コンサルタント。

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