マスクの色に違和感、「99人の壁」
ブルース・リー氏は、1940年11月27日生まれの射手座さんか。生誕80年おめでとうございます!
こんにちは、Junkoです!
先に、ちがったらゴメンナサイ。ただ、気になったので書きます。フジテレビ「99人の壁」について。
1人のチャレンジャーがクイズに答えていくのを、99人の見識を持ったブロッカーのが早押しで阻止をしようとする番組です。今はコロナ禍で、ブロッカーの方々はリモート出演したり、ディスタンスを取りマスクONでスタジオ収録しているようです。
前回(2020年11月14日)、画面を見た時にとても違和感がありました。マスクの色、「性別」で分けてる?
今どき、ランドセルの色ですら自由に選べる時代です。
男の人は白、女の人はピンク?(そうでない回もあったとは思うのですが… 11月27日の回予告も性別マスクな感じです。)何のために分けているの?
これが無意識だとしたらとても怖いです。
もちろん、世の中には便宜上分けなければいけないことが多々あります。パスポート、役所、保険など出生時のバイオロジカルな性別が必要なところ。そしてマーケティングの世界では、購買層として男女や年代を分けている、それも分かります。
では、番組のブロッカーに男女の区別がどこまで必要か、男性がピンクのマスクをつけたら問題が生じるのでしょうか。
身近に一人でも当事者がいると、この感覚は「ああ、そうか」と思えます。例えば女性のからだと男性の心を持っている方の場合、記入用紙の性別に「男」「女」しかない時に心が張り裂けそうになると聞きました。その場合は、「その他/答えたくない」の選択肢を作るか、先ほどのように「出生時の性別」に限定し、理由を明確にして申告させるか、そもそも聞く必要がなければ聞かない、になるでしょう。ちょうど、公立高校の願書で性別欄を設けないのが多数派になるというニュースも、入ってきました(「41道府県で願書性別欄なし 見直しさらに拡大か」)。
「99人の壁」のマスクに関してはですね、答えは簡単で「それぞれが好きな色のマスクをする」でいいのだと思います。個々人が好きな色を選んだ結果があの色ならそれでよいし、そうであってほしい。性別を選ばないようなベージュやブラックでもいいし、2色以上用意出来たら、カラフルで素敵だし。
せっかくクイズを楽しみに見るならば、ブロッカーの方々の映り方で不必要に気持ちを削がれないことを、望んでいます。
「今」を扱うのがメディアであるならば、表現の仕方も「今」を意識したメディアが好きだ!