「幸せになりたい!」から抜け出す
半年間楽しんだ朝ドラ「半分、青い。」は、大好きな北川悦吏子さんが脚本の作品。
私の学生時代、朝ドラはどちらかと言えば男性ウケする話題で、「エラい会社役員(当時は男性が前提)に会ったら朝ドラの話題を振れば間違いない」くらい鉄板ネタと言われていた。
それが近年ディーン・フジオカさんの「五代ロス」現象を生むなど、女性での話題に変わっていった感がある。この5-6年の男性キャストを見ると、向井理さん、高良健吾さん、松坂桃李くん、福士蒼汰さん、鈴木亮平さんなど、私でも分かる人気の方々ずらり。今回も佐藤健さんの「律ロス」間違いなし。あ、「秋風ロス」か?
最終回の今週は、「幸せになりたい!」がテーマ。もちろん、ヒロイン鈴愛ちゃんの幸せを祈らずにはいられないが、幸せになるには簡単な方法がある。
自分が幸せだと思うことだ。
繰り返し説かれていることなので、私が理解しているままにお伝えする。「幸せになりたい!」は、「私は幸せではない」と同義。その思いが、無意識に「私は幸せではない」事実を引き寄せてしまい、もしくは「幸せになること」を自ら拒否してしまい、結果的に幸せになれない。
いやいや、幸せなんて一つもない、と思っている方がいるとしたら、まずこれを読んでくださっている時点で、
- 電気がありスマホやPCがあることに感謝
- 目から情報を得ることができることへの感謝
- 読む時間があることに感謝
- 屋根の下で、落ち着いて読めることへの感謝
など、どんなことに対しても感謝の気持ちを向けることができる。「ない」より「ある」に目を向けると、あることへの幸せが、自然と次の幸せを呼び込んでいくのだ。
そんな簡単だが忘れがちなことを思い出すために、たまにロンダ・バーンさんの「ザ・パワー」を読む。愛や感謝についてシンプルな言葉で書かれていて、装丁も素敵。前著「ザ・シークレット」よりもおススメ。