パリコレ学2 岡本百恵さんの軌跡

このサイトでパリコレ学2を追っていましたが、岡本百恵さんの検索でたどり着いてくださる方が一定数おられます。そこで、岡本さんだけに注目して彼女の歩んだ軌跡を辿りたいと思います。

第1回… 8名の学院生が選ばれましたが、岡本さんは、お名前の紹介だけされた4名のうちの一人でした。紹介されたのは伊藤さん、魚住さん、三根さん、久貝さんでした。

(c) MBS

第2回、第3回… GUでのファッション審査の回でした。岡本さんは3回で放送されます。メンズっぽく決めた岡本さん、カッコいいと言われながらも不合格でした。体型隠しをするのではなく、短所もチャームポイントにしてしまうくらいの個性を発揮しなさい、とアドバイスを受けました。

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第4回… ウォーキングの審査でした。審査には合格しましたが、現在の体重が70キロとのことで、絞るよう厳しい忠告を受けます。

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第5回、第6回… H&Mでのセルフプロデュース審査でした。岡本さんは第5回で、かっちり着すぎていて遊びがないと指摘され、不合格でした。

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第7回…メイク審査の回でした。岡本さんは骨格をよく捉えていることや、色つやがよいことから、合格を勝ち取りました。改めて見ても、左右対称のきれいなお顔ですね。

第8回、第9回…ザック・ポーゼンさんをお招きしてのブルックス・ブラザーズの回でした。岡本さんには、メンズの服があてがわれ、アンミカ先生「やっぱり」という反応です。ザックさんからは「パーフェクト」を引き出し、アンミカ先生からは「中性的な雰囲気を生かすように」とアドバイスをいただきました。

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第10回、第11回… 山本寛斎さんをお迎えしての回でした。岡本さんはウォーキングで往復を続け、「重たさが残る」と指摘を受けます。

しかし、その重たさは「メンズ」に生かせばいい、と寛斎さんの指摘。ショーの出演まで至りませんでしたが、一つまた岡本さんの個性が認められた回でした。

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第12回、第13回は丸山敬太さんの回でした。岡本さんはロングスカートですが、冨永愛さんからも「カッコいい」のお言葉をいただき、パリコレに一番近い1人にも選ばれました。カッコいいはもはや岡本さんの代名詞のようですね。お直しが多かったことから、体をもっと絞るように指摘されます。

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第14回、第15回は写真家レスリー・キーさんをお迎えします。白いスーツに身を包んだ岡本さん、カッコいいと言われつつ、表情のバリエーションが少ないことを指摘されます。タバコのような小道具が出てくることも、現場のスゴイ即興でしたね。「存在感は一番、体を絞ってほしい」というのがレスリー氏の最終評価でした。

(c) Leslie Kee/ MBS

第16回、第17回は桂由美先生の回でした。岡本さんはアールデコのような雰囲気で、緑のドレスを素敵に着こなします。決めポーズで体を斜めにする、わずかな笑顔を作る、手先まで神経を使うなど、細かな調整ができることが、高評価につながりました。この回では上位2位は逃し、3位でした。

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第18回、第19回はコシノジュンコ先生でした。スカートを審査員の前で翻したところ、コシノ先生がお褒めでした。この日もカッコよかったですね。マニッシュ(mannish)なところはよいが、肉感的と評されました。秋冬のコレクションなら気にならないが、とのことです。桂由美先生の回に続いて、3位で終えました。

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第20回… 岡本さんは、総合2位、つまり次点でパリコレへの旅を終えます。明確に不合格だったのは、GUとH&Mでのファッション審査の2回。後半は、合格を連発しています。

学院生としての期間、筋トレの結果、体重はマイナス6キロ、ウェストは10センチ落としました。パンツ姿で、最後までカッコいい岡本さんでした。やり切った素敵な笑顔を、記事のトップに載せました!

岡本さんのインスタ紹介しておきます。横顔もしっとりしていて、カラコンするとヨーロッパのモデルさんの質感と似ている感じ。日焼けとソバカスはメークみたいです。Kendallのような力強さがありますね!

https://www.instagram.com/p/BlIioOzArlB/

Junko

1973年静岡生まれ、星読み☆映画ライター。アメリカ留学経験者、異文化交流実践者、広報コンサルタント。

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