ハリウッドスターの星読み:エマ・ワトソン
こんにちは、星読み☆映画ライターのJunkoです!
ハリウッドスターの星読みシリーズ、今回はエマ・ワトソンさんを読んでみます。星読みの機会が待ち遠しかったのですが、『ハリー・ポッター』シリーズでの活躍と、#MeTooムーブメントで知られる女優さんです。
エマ・ワトソンさんはイギリス国籍ですが、フランス・パリで生まれています。1990年4月15日、18:00という情報をもとに読みました。
アセンダント(見た目の印象)から見ていきます。おとめ座ですがあと2度でてんびん座。「真面目でそつなく、制服のようなかっちりしたイメージだが、少し打ち解けるとよく話すし打てば響くような会話ができる」という感じでしょうか。
月は3ハウスいて座、ICとほぼ合。太陽はおひつじ座で、公的な自分(太陽)と私的な自分(月)との関係に無理はなく良好。協調性が高く、専門分野で新しいことにじっくり取り組むのに向いていそうです。
3ハウスいて座の月の意味するところは、身近な環境に身を置いていても自然と外に目が向いており、向上心の高さが見てとれます。一方で、次の4ハウスやぎ座に大きな天体が複数あることが特徴的です。向上心の高さから、自分の城ができてしまう感じかもしれません。高みを目指して、地固めをする、自分の居場所を誰もがわかるようにはっきり作って君臨する、みたいなイメージです。やぎ座に土星、天王星、海王星がいるので、本人が意識せずともそうなってしまいそうですが、この居場所づくりは節度があり、見直しや変化も伴い、彼女にとって居心地がいい、もしくは多くの方の共感を集めるようなものになるはずです。実際に、「ジェンダー平等」の地盤を固めた気がします。
4ハウスの対極にあるのが、10ハウスかに座の木星。社会の頂点を指すMCに最も近いところで木星があるので、人生としては豊かなものになると示唆されています。社会的な活躍としては弱い者を守る、まさにかに座が得意とする領域で幸運のシンボルである木星を持っています。MeToo運動での彼女の姿が浮かびます。
8ハウスの太陽を見ていきましょう。8ハウスは狭い世界を深掘りする、研究し味わい尽くす、という場なので、映画産業もそれに近いかもしれません。新しいジャンル、新しい役柄、新しいテクノロジー、どんどん挑戦するのがいいです。ここで太陽、月、火星が三角形をなしているのが分かるでしょうか。狭い世界で新たな境地を築いていく時に、協調性があって外のものにオープンな性格、そして未来志向で平和主義的に前に進めるエネルギーがあるからです。凶角としては太陽と土星が90度の関係にありますが、土星は高い理想、ご意見板の星ですので、天狗にならずに理想に向かっていそうです。
エマさんの水星は同じく8ハウスにあり、おうし座です。まずは女優さんとして、エマさんの身体的アドバンテージがありますね。4ハウスの海王星とトライン(120度)の関係なので、何かを実行に移す時に家族からのたっぷりの応援を受けるとも読めますし、自分の土俵に多くの共感者が集まるとも読めます。職業とは別に活躍の場があるのは、エマさんが活動家であることの証とも読めます。
2ハウスの冥王星も見ていきます。さそり座でリリスと合なので、うらやましいくらい「セクシー」な星に生まれていますね。彼女の知性とセクシーさは真逆な位置関係にあるので、知的なのにセクシー、セクシーなのに知的、という正反対なものを持っているのも特徴でしょう。冥王星は2ハウスですが、実際は3ハウス読みとなりますので、初等教育、近所などと強烈なご縁がありそうです。
エマ・ワトソンさんの出生図は、大変読み応えがありました。アスペクト(天体と天体をつなぐ線)が多く出ている方は、人生にヒントが多い証拠です。これからの人生では、きっと火星を生かして、「楽しく」進むのが、吉と出ています。これからもリーダー的存在、開拓者の存在のエマ・ワトソンさんを楽しみにしています!