今書いておきたかった冥王星のこと

こんにちは、星読み☆映画ライターのJunkoです!

私はホロスコープを読んでいるので、この時代を生きている記録として残しておきます。

本格的なみずがめ座の時代に

2023年3月23日(21:14)から、冥王星という太陽系で一番大きな惑星がやぎ座からみずがめ座へ移動します。冥王星はやぎ座に2008年から15年間、滞在していました。

やぎ座とみずがめ座の大きな違いとしては、やぎ座は地星座の成熟した形であり、タテ社会の最終形、ラスボス、この世の目に見えるものや前例主義が大切、人は集団で動くという感じです。それに対してみずがめ座は、ヨコ社会、人類みな平等で、テクノロジーの発達やコミュニケーションが盛んになり、改革のエネルギーが流れます。個が際立つ活動も見られます。リモートワーク、ジョブ型雇用、リスキリングも、すべてこの流れに乗っています。

私がこのことにおいて特に感じるのは、いわゆる高給として知られていた職業が、テクノロジーの流れにより成り立たなくなっていることです。銀行、テレビ、新聞。(少し前までは、郵便局も同じでしょう。)

これらは、独占することで権威が与えられていた職業でもあります。お金を貸せる特権、電波を流せる特権、ペンを執れる特権。限られたした人しかできなかった(と思われていた)ことから、希少価値がありました。

現金以外の電子マネー、手数料少なく送金できるベンダーが登場したり、暗号資産が登場したりしました。YouTubeやブログ、SNSで個人が発信し、多くの広告利益を得るようになりました。

ホリエモンさんや中田敦彦さんも言っていらした、「民主化」というキーワードは、その通りと思います。そしてこういったお仕事にはすべてテクノロジーが関係していますので、冥王星みずがめ座時代には古い形態の職業は一掃されそうです。

2008年の冥王星やぎ座入りでリーマン・ショック、そして2023年にみずがめ座入りする手前でクレディ・スイス買収など、金融界の大きな動きも象徴的ですね。

私としては、まだ映画館に映画を観に行っているのですが、このこともデジタルに移行しつつあります。自宅で見る、配信事業者と契約して選択肢の中から選んで観るスタイルです。集団で観る、暗闇で集中して観るということが好きだし、映画館をサポートする意味でも通っているのですが、映画館は古い時代の象徴です。フィルムの時代に、上映を独占していましたから。映画館に行かなくなる日も来るのかなぁと思いつつ、次のポイントに移ります。

風の時代に水を意識する

風はコミュニケーションを象徴、水は感情を象徴しています。風の時代の次に来るのが水の時代なので、風の時代に求められるのは、水の要素である共感の部分です。

  • 映画を観ることは、人と気持ちを交わすことでもありますよね。わざわざ映画館に行って映画を観るとしたら、その体験に価値がある、一緒にドキドキワクワクすることに価値があるからです。
  • これまでの学校や町内会のように、土地や場所を中心に人が集うことからもっと自由になりますが、オンラインでもコミュニティは大切になりそうです。所属することは、気持ちを共有することだからです。エンターテインメントがオンラインになっても、同じように通じ合えるような仕組み、仕掛けも求められるでしょう。
  • 知識はAIが探してくれますから、人は自分に寄り添ってくれるものを求めます。人が提供するサービスの価値が明確になります。
  • 占いはより重宝されると思います。個が立つと、どうしたらいいか分からない人たちもいるからです。そういった宙に浮いてしまったような感情を丁寧に拾い上げて見ていく、そんな人が必要です。うお座は現世を超えたもの=スピリチュアルとも相性がいいので、見えないもの、気持ちにフォーカスする場面がありそうです。

この後、2023年5月2日から10月11日まで、2024年5月3日から10月12日まで、冥王星は逆行して2つの星座を行ったり来たりします。2024年11月20日に3度目のみずがめ座入りします。また書いていきます。

Junko

1973年静岡生まれ、星読み☆映画ライター。アメリカ留学経験者、異文化交流実践者、広報コンサルタント。

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