『突然ですが占ってもいいですか?』山之内すずさん、ロイさん(2021年8月18日放送)

トップ画像 (C) Fuji Television/ FOD

こんにちは、星読み☆ライターのJunkoです!

2021年8月18日放送回、始めのお二人は若者の「顔」になっている山之内すずさんと、ロイさんです。山之内すずさんはTikTokで有名になり、その後テレビにもよく出るようになっていたことは知っていましたが、Ameba TVのリアリティショー『オオカミ』シリーズに出ていたことは知りませんでした。地上波に出るようになって、関西弁は抜けつつあるようです。そしてロイさんは、リアクションが天才的なハーフタレントさんというイメージ。誰も傷つけない笑いが最高です。お二人の素顔はどんな感じでしょうか?

『白雪とオオカミくんには騙されない』 (C) AbemaTV

スタジオのみちょぱさん、ロイさんを見て「悩みとかなさそうで、能天気な感じ」とコメントします。

楽屋でのお二人、関係性を聞かれて「マブだよね。超十代チャンネルで一緒になった」と話します。すずさん、占いは「めちゃくちゃ興味ある。世に出ているイメージではなく、内側の部分を見てくれる人に出会いたい」と返しました。一方のロイさんは、「本物に会ってみたい。3億円貯めたくて、いつ貯められるか見たい。夢は大きく、ジャスティン・ビーバー」と答えます。鑑定はシウマ先生です。

(C) Fuji Television

おバカキャラを演じる多才なロイさん

シウマ先生のまっすぐな眼差しに、「審査されている」とたじろぐロイさんですが、まず生い立ちについての質問です。ロイさんはお父様がナイジェリア人、お母様が日本人で一人っ子(長男)なのだそう。携帯番号下4桁の合計数字は、24とのこと。

合計数字24はとてもよいことを伝えると、「やった~!好きー!幸先いいじゃん」とリアクション。「無から有を生む、ゼロから財産を築く」という数字で、仕掛けたことが実になる、とあります。実際ロイさんは、マネージャーさんと周到に作戦を考えて、初めからテレビを狙わずに、TikTokでバズってテレビに出られるようになったのだそう。

「二重人格だから。こういうふうに見えてて実は勉強できて、とか」と伝えられると「なんで知ってるの?怖い!」と驚き、「法政の大学生なんです」とロイさん。「こういうノリでバカっぽく見えるというのを知っている」とシウマ先生が加えると、「それ営業妨害じゃない?」と、少し心外だった様子。すずさんは「多彩だよね」と仲間の才能を認めます。

https://twitter.com/nhk_hensei/status/1425654025538703362

ロイさんが心配げに「両方嘘じゃないよね?ちょっと悩んでいた、気づいていない間に自分でつくっちゃったのかな、と」と話すと、シウマ先生は「考えなくていいし、作ってないし」とした上で、そのままでよいことを伝えました。「ノリでいける、とかワイキキとかで行けばいいんですね?」とノリノリのロイさんに、「でないと、ここから先作り始めるので」と、ある意味忠告するシウマ先生。

ロイさん、「後で名刺ください」と一瞬真剣な面持ちです。

明るいキャラ、すずさんの内面

次に山之内すずさんの鑑定です。ご本人、「怖いんだよな」とこぼします。

シウマ先生、一気に「明るく元気っていうのはあるんですが、どこか自分に嘘ついているところがある。明るくし過ぎている。無理やりテンション上げないとやっていけないところがあるので」と伝えます。静かに聞いていたすずさん、明るくしなきゃいけないという強迫観念がずっと前からあって、そこから抜けきれていないことを伝えます。

そして携帯電話の下4桁合計の12は、近くの人に邪魔される、やりたいことをやりきろうとしても誰かに邪魔されるという特徴があるよう。すずさんもロイさんも目を見合わせて驚き、「当たってる… これどこにも言ったことない」「シウマ氏やばっ!」と反応します。

https://twitter.com/fujitv/status/1427963489365086217

すずさんは母子家庭に育ち、お母様がうつ病を患い、お兄様もおばあ様も不安定で、ご本人以外は「なんてこったという感じ」で、「すずが元気だとみんな元気になれる」というプレッシャーを抱えて生きてきたのだそう。家族を支える側だから、血縁関係の人にも悩みを言えない。友だちにも、すずさんのイメージがあるから、それを生きてきたのだそう。ネット上では、すずさんのことをヤングケアラー(若くして親の面倒を見る役割になった人)と称していました。

初めて人に感情を見せたのが、14、15歳で、髪を切りませんでしたか?とシウマ先生に聞かれます。それまでロングだった髪を切ったのがちょうど15歳で、シウマ先生によると「髪の毛は悪いエネルギーが残るんですよ。180度切り替えるとき。自分の意思を強くはっきりして、自分の足で歩く、走るという時期」に移行できたのだそう。高校で学校も行けない、バイトも行く気になれない、家に帰れないと思ったときに、どうとでもなれと思って本心を家族に伝えることができて、運よく事務所に声をかけてもらい、高校2年で東京に来てこの道に来た、と話すすずさん。ロイさんは「(すずさんの)精神年齢が上すぎて、ロイからしたらママ」とリスペクトのコメント。

ロイさんも、高校からすずさんと友だちだが、周りの人のことをずっと考えているので、「考えすぎだと思っていた」と告白。すずさん、「考えるが癖になっている。頭の中に何もない状態があまり分からない。家族のこと、仕事のこと、付き合っている人のことをメチャクチャ考えてしまう」とした上で、「ここ1年で明るくなったなと思う、自分のために生きるということを覚えてきつつある」と話しました。しかし、「抜けきれていない部分がある」とも。

好きな色はオレンジ、ピンクですか?と聞かれ、「青です」と答えるすずさん。オレンジとかピンクを無理やり好きにしていませんか?と聞くシウマ先生に、二人とも「怖いコワイ!」と反応。本来は暗いところを求める冷静さがあり、ブルー系が本来は好き。「言われるのがオレンジや黄色なので、そう言っておこうと言っていた」。周りのイメージと本来のイメージのギャップについて、ロイさんは相談されていたそうです。

スイーツで金運爆上がりのロイさん

逆にロイさんは17歳、18歳の時から一番注目を集めた、とシウマ先生が尋ねると、「部活で全国大会とか?」と考えるロイさん。吹奏楽を10年くらいやっていて、楽器は上手くなったとしても、みんなに頼ってもらえることがなく、コンサートマスター(基礎練習をする時に仕切るリーダー)をやったことで、やっと注目されるようになったそう。「それまでそういう人間じゃなかったのに、当たっているかもしれない」とロイさん。「家族はやりたいことをさせてくれる。トロンボーンやりたいと学費頑張ってくれた。誰も止める人がいなかった」と振り返るロイさんに、家族の仲いいですよね、とシウマ先生。実際は「パリンピーヤしている(離婚)」と伝えますが、母親が忙しいところを祖父母が面倒を見るなど、ご家族が協力してロイさんの幼少年期を過ごしたようです。

https://twitter.com/fujitv/status/1427963489365086217

「ご本人もバイトをしていましたよね、でも居酒屋とかじゃないよね?夜の道じゃなくて、陽気な方」との質問に「パンケーキ屋さん。そう、ハワイアンパンケーキ屋さん」と答えたロイさん。夜の雰囲気は好きではないそうです。「3億円貯めたいんですけど」という願望というのも、「達成できそうだから口にしている。だから達成するんですよ」と明言。貯めたい理由は「毎食スイーツ食べたいんですよ」と伝えるろいさんに、「合計数字24は、食後に甘い物を食べるとどんどん運気が上がる」と後押しするシウマ先生。「やばいどんどん食べちゃうじゃん」。金運も最高で、毎食後スイーツを食べていた方が運気が上がるのだそうです。

鑑定はここで終わりました。「13歳まで自分の思ったことを言ったことなかったって、大変そう」と振り返る水野さんに、合わせたことない代表のように扱われるみちょぱさんは「合わせもしますよ。そうやっておじさん転がしてきているので」と涼しく言いました。

フジテレビ番組HP:https://www.fujitv.co.jp/uranattemoiidesuka/

Junko

1973年静岡生まれ、星読み☆映画ライター。アメリカ留学経験者、異文化交流実践者、広報コンサルタント。

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